【雛人形】相場はどれぐらい?値段の違いはどこにある?!

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3月3日はひな祭りです。

ひな祭りに雛人形を飾ることは欠かすことができない行事となっています。

しかしながら、雛人形は想像以上のお値段がするので、やっぱりなかなか手が出せないと思う方も多いのではないでしょうか?

 

とは言え、値段ではないものの、あまりに安いものを購入するのも何だか違うような気がするなどと感じ、悩んでいる方も少なくありません。

そこでここでは、雛人形の相場価格や値段の違いについて解説します。

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雛人形とは?

 

雛人形とは、3月3日のひな祭りの際に飾る人形のことを指します。

また、節句に邪気を紙人形に移し川に流したことが流し雛となり、この風習が転じ、ひな祭りに雛人形を飾るようになったそうです。

 

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お雛様と蝋梅です。 枝ものは、細くて動きのあるところを使うと小さなお雛様との相性が良いです。 そっと一輪飾るだけで雰囲気が出ます。 昨日は多くのお客様のご来店ありがとうございました。 2月24日まで、無休で営業致します。 みなさまのお越しをお待ちしております。 ・ ・ ・ #ひいな#清水久遊#蒲郡#愛知#ひな人形#雛人形#お雛様#お内裏様#雛祭り#ひなまつり#ひな祭り#桃の節句#赤ちゃん#日本#工芸#イベント#着物#おしゃれ#ファッション#テキスタイル#インテリア#職人#お節句#fashion#japaneseculture #girl#festival#蝋梅#花

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そして、江戸時代になり、紙で作られた雛人形ではなく、布を裁ち、正装させた「すわり雛」が誕生し、5段、7段など、ひな段に飾られるようになりました。

 

雛人形は、上段から「内裏雛」「三人官女」「五人囃子」「随身」「衛士」を飾り、

「屏風」「蒔絵道具」そして「高坏 (たかつき)」「膳」「ぼんぼり」「桜」「たちばな」「ひし餅」「白酒」を供えて豪華なひな壇としています。

【雛人形】相場はどれぐらい?

 

雛人形の意味が分かったところで、実際にこの雛人形を購入しようと思うと、その値段の相場が気になりますよね。

ここからは、雛人形を購入する場合の値段の相場をみていきましょう。

【雛人形】人形の数や飾り(タイプ)別の相場

お雛様

雛人形を購入する場合の値段の相場は幅広く、数万円〜100万円以上するものもあります。

また、ひな段の段数によってもその価格が異なります。

親王飾り

雛人形の中でも親王飾りは多くの家庭で飾られると言っても良いほど主流の雛人形です。

親王飾りは、お内裏様とお雛様のカップルだけを飾る最もシンプルかつコンパクトなタイプのため、飾る場所がとれないご家庭におすすめです。

 

特に安価な雛人形であれば、5万円前後から購入することができます。

親王飾りの相場は、5〜12万円ほどとなり、雛人形の中でも手頃な価格帯であることが分かります。

段飾り

段飾りは、お内裏様とお雛様に加え、三人官女が付いた三段飾りのタイプとなります。

人形が1体ずつ増えることで相場が高くなり、8万円前後となります。

三段飾り

三段飾りの雛人形の相場は、8〜20万円となります。

七段飾り

七段飾りはとても豪華な雛人形です。

そのため、人形の数も多く、装飾品も華やかになることから、価格の相場は20万円〜となります。

一般的に20〜50万円で購入されるご家庭が多いようです。

 

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おはようございます☀😃✋ * どこかに嫁に行く気、満々 の娘から今年も雛人形、ちゃんと飾ってね😉と催促されて2月の大安吉日に頑張って一人で飾りました~💕 * 我が家のお雛様🎎は今は亡き父が姪っ子の見立てで奮発してくれた、ちょっと珍しい七人雅楽の七段飾りです🎎 * 肝心の一人娘は東京に居るので今年は3匹娘🐶🐶🐶揃ってお雛様と写メ📷💌撮りました😊 * 昨日、シュナ2匹トリミングに行って来たけどレイちゃんは耳が毛玉になっちゃってパピー以来の短いカットに😅💦男の子みたいになっちゃった😆💦 * チワワのミミちゃんはシュナ2匹を嫌って居るので隙有らば脱走しようと、ずっと、こんな体勢に😅💦 老犬なので可哀想だから直ぐにお役御免にして、後はゆっくりシュナ2匹がお澄まししてモデルさんしてくれました🙆💕✨🎶 * #雛人形#ひな人形#七人雅楽#七段飾り#シュナ#チワワ#ミニシュナ#シュナウザー#黒シュナ#多頭飼い#dogs #cutedogs #miniatureschnauzer #minischnauzers #blackschnauzer #chihuahua #犬バカ#犬#愛犬#我が家の犬#我が家のお雛様#犬のいる暮らし#hinadoll #hinadollset#girlsfestival #japanese-hinadolls#犬とお雛様#東玉#

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収納飾り

雛人形の中でも桐箱に収納された収納飾りは、収納箱を飾り台として活用することができるため、片付けもしやすく場所をとらない上、価格の相場も6〜12万円前後とリーズナブルです。

収納箱が飾り台として使用することができる分、収納箱が豪華になればなるほどその相場価格も高くなる傾向にあります。

現代の住宅事情を考慮すると、収納箱に雛人形をしまっておけるため、収納飾りの雛人形はとても人気となっています。

ケース飾り

ケース飾りはガラスやアクリルケースに収納された雛人形です。

ホコリで汚れることがないため、とても人気のある雛人形で、その相場は3〜9万円とリーズナブルです。

実際購入する際は、アクリルケースよりもガラスケースの方が高価になります。

まとめ

・雛人形の親王飾りの相場は〜12万円前後
・雛人形の三段飾りの相場は〜20万円前後
・雛人形の五段飾りの相場は〜50万円前後
・雛人形の収納タイプの相場は〜12万円前後
・雛人形のケースタイプの相場は〜9万円前後

とは言え、この相場価格については一般的な価格となるため、それ以上、それ以下の雛人形も多数取扱いがあります。

最近ではネット通販で購入することができる雛人形もたくさんあります。

しかしながら、ネット通販では実物を見ることができないため、それを理解した上で購入するようにしましょう。

なお、返品や不良品等に対する対応について事前に確認した上で購入してくださいね。

 

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【雛人形】値段に違いはどこにある?!

 

雛人形の値段の相場が分かったところで、実際にそれだけ値段が異なると、違いは一体どこにあるのでしょうか?

【雛人形】収納箱や付属品

雛人形は、人形の数が増えることや飾りが増えることによって価格は高騰します。

そのため、予算の範囲内で雛人形の購入を検討されている場合は、親王飾りや収納箱やケース飾りの雛人形の購入をおすすめします。

 

また、高価な雛人形には付属品がたくさんついています。

それだけ豪華な付属品があることから、実際に飾ってみるととても華やかで豪華であることは言うまでもありません。

【雛人形】人形の違い

雛人形の一体、一体が、手書きで仕上げた顔の表情となり、特に頭部の飾りには非常にこだわりを持ったつくりとなっています。

だからこそ、人形の顔の雰囲気をよく見極めて雛人形を選ぶようにしましょう。

木目込みとなる雛人形はとても高価ですが、高価すぎる雛人形は予算オーバーだというご家庭の方が、ウレタン系樹脂を使用した雛人形を選ぶと、やはり少し安っぽく見えることもあります。

それだけ素材をコストダウンしていることから致し方ない部分ではありますが、それであれば中間価格の雛人形を購入されてみてはいかがでしょうか?

【雛人形】着物の違い

最も注目したいところは雛人形が着用している着物です。

着物は絵柄ももちろん、十二単の袖の重ね、そして襟元の留めの位置によって豪華さや見栄えが異なるため、ボリューム感のあるものを選ぶようにしましょう。

 

着物の豪華さは雛人形そのものがどれほど豪華に見えるかという見栄えに直結します。

そのため、着物に注目するようにしてください!

 

素材に注目すると、雛人形が着用する着物の素材は正絹の含有率が多い場合は収納の際に虫食いなどで着物に穴が開いてしまうなどということを防ぐことができます。

しかし、安価な化学繊維で作られた雛人形の着物の場合は、どうしても虫食いのリスクが高くなります。

このように、着物に使用する布の素材だけでも大幅に価格の違いが生じることが分かります。

【雛人形】有名作家の作品

そして、雛人形の価格が高価となるものについては、有名作家が作った作品の場合は当然、高額での販売とされています。

しかしながら、なかなかそこまで手が出せないというご家庭が大半ではないでしょうか。

 

つまり、あまりに値段だけで決めてしまうのはNGであり、雛人形は長く使用することができるため、相場の中間ほどの価格帯とし、素材感に注意して購入されると良いでしょう。

 

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【雛人形】いつから飾るの?どこに飾ればいい?

 

雛人形はひな祭り当日に飾っても、即日片付けを行わなくてはならなくなります。

それだとせっかくの美しい雛人形を見て楽しむことができません。

そのため、雛人形はひな祭りの前から飾るようにしましょう。

一般的には必ずこの日に飾らなくてはいけないというルールはありませんが、立春を迎える2月4日〜2月24日頃までに飾ると良いとされています。

また、2月19日の雨水の日に飾ることで、将来良縁に恵まれると伝えられているため、2月19日に飾るご家庭も多いです。

 

この時、飾る場所に困るご家庭も多いと言われていますが、自宅に和室があるご家庭の場合は和室に飾りましょう。

または、リビングに飾っても良いですね。

 

もちろん雛人形を置く場所がないという場合は、玄関前に飾るご家庭も多いですよ。

せっかく美しい雛人形を飾るため、目立つ場所を選んで飾るようにしてくださいね。

まとめ

 

いかがでしたか?

雛人形の相場価格や値段の違いについて解説しました。

雛人形は安価に購入することができるような品物ではないため、ある程度の予算を立て、相場の範囲内で購入したいものですね。

 

毎年3月3日のひな祭り以前に、長く使用することができるため、やはり気に入ったものを購入するのが良いですね。
相場を参考に、あなたがこれだと思う雛人形を購入されることをおすすめします。