最近になって「甘酒」があらゆるところに販売されていたり、自分で作ることもできるなど、健康ブームに火が付いていますよね。
そのため、近所のスーパでも甘酒を見かける機会が多くなっています。
しかし、甘酒は「米麹」から作られるものと「酒粕」から作られるものがあることをご存知ですか?
いずれも「甘酒」と一括りにして販売されています。
ここでは、米麹から作る甘酒の効果や飲み方、また飲む時の注意点について解説します。
甘酒とは
先ほどもお伝えしている通り、甘酒には「米麹」と「酒粕」からできているものがあります。
この2つは一体どのような違いがあるのでしょうか?
また、含まれる栄養素は違うものなのでしょうか?
ここからは、米麹から作られる甘酒と、酒粕から作られる甘酒の違いをみていきましょう。
甘酒には種類がある?
米麹甘酒とは
「米麹」とは、蒸したお米に麹菌を入れ、発酵させているものを指します。
これは、お米のデンプンがブドウ糖に変化しています。
そして、私たちが日常生活で使用するお味噌やお醤油、また食酢、泡盛、焼酎などが米麹で作られます。
この米麹自体は、砂糖不使用のため低カロリーです。
また、酒粕と違ってアルコール成分が入っていません。
食物繊維は、酒粕よりも含まれる量が少ないです。
そして、価格は酒粕よりも米麹のほうが少し高くなります。
酒粕甘酒とは
「酒粕」は、お酒を作る時に残った”しぼりカス”のことを指します。
この酒粕は日本酒のもとになり、見た目に白い粘土のように見えます。
日本酒の中から25%酒粕ができます。
そして、酒粕には炭水化物やたんぱく質、脂質、アミノ酸、ビタミン、酵母といったあらゆる身体に良い成分が含まれています。
各ご家庭で、かす汁などを作る時にも酒粕を使用しますよね。
この酒粕を使用して甘酒を作ると、米麹とは異なり、ここに砂糖を加える必要があります。
そのため、米麹で作る甘酒と異なり高カロリーとなりますが、食物繊維を豊富に含んでいます。
また、アルコール成分を含んでいるため、好みも分かれるでしょう。
米麹と酒粕の栄養素の違い
米麹の栄養素は?
米麹で作る甘酒は、「菌」によって美味しく出来上がります。
また、米麹には身体の中の余分な塩分を排出させ、むくみ解消につなげるカリウムや、血液を増やす葉酸。
そしてお肌のターンオーバーを促進させるビタミンB、肥満を防止し美肌効果を高めるパントテン酸、最後に便秘解消効果の高い食物繊維も含んでいます。
このように、米麹には健康をはじめ、私たちの美容に直結する栄養素が豊富に含まれていることが分かります。
酒粕の栄養素は?
酒粕には、水分や炭水化物、たんぱく質、脂質、灰分が含まれています。
また、ペプチドやアミノ酸、ビタミン、麹菌、酵母、酵母菌由来のβグルカン、葉酸などとても豊富な栄養素が含まれています。
米麹甘酒の効果や飲み方
米麹から作る甘酒と酒粕から作る甘酒の栄養素の違いが分かったところで、ここからは米麹から作った甘酒の効果や、より効果を発揮する飲み方をみていきましょう。
米麹甘酒の効果とは?
米麹甘酒は、ミネラルを豊富に含んでいるだけではなく、多くの麹菌が含まれているため、過剰にメラニンが生成されることを防ぐ効果があります。
また、それによってお肌にできたシミやくすみを改善する効果を期待することができます。
さらに、ビタミンB群が、脂質の代謝機能をアップさせるため、ダイエット効果を期待することができるでしょう。
そして食物繊維が豊富に含まれているため、便秘解消にも効果があります。
さらにオリゴ糖が快便へと導き、身体の中からきれいをサポートしてくれます。
その上、疲れた時に疲労回復効果もあるため、とてもオススメです。
今や米麹甘酒は「飲む点滴」とも言われるほど高い栄養素を含み、多くの方が飲んでいる健康飲料だと言えます。
米麹甘酒の効果的な飲み方とは?
米麹甘酒は、朝起きた時に飲むこと。
身体の中にブドウ糖が吸収され、しっかりとさえる1日を過ごすことができると言われています。
これは、朝に甘酒を飲むことで身体の基礎代謝がアップし、より効率よくカロリーを消費することができます。
つまり、甘酒は朝に飲むとよりダイエット効果が高いことが分かっています。
血圧が高い方は、朝に飲むことで血圧を安定させる効果も期待することができるでしょう。
米麹甘酒はダイエットに効果ある?
甘酒をダイエットのために摂取すると、脂肪燃焼効果を高めることができるため、想像以上にダイエット効果を発揮することが分かっています。
そのため、ダイエット目的で米麹甘酒を飲む方はその時間にも注意して摂取するようにしましょう。
なお、甘酒は高カロリーなので、美味しいからと言ってあまり大量に飲むことは避けてください。
適量摂取がダイエット成功に直結するため、その意識を持って継続して飲むことをおすすめします。
ちなみに、甘酒を摂取する場合の1日の適量は200mlです。
摂取量を守って飲みましょう。
米麹甘酒の効果は継続することで実感できる
甘酒は少なくとも医薬品ではありません。
そのため、飲んだからと言ってすぐにその効果が発揮されるわけではありません。
つまり、即効性を第一に考えず、長期戦を見越した息の長い飲み方をされることをおすすめします。
健康や美容に発揮される効果に個人差はありますが、理想はやはり継続的に長く飲み続けることです。
飽きのこない味が美味しいと高い評価を得ている米麹甘酒をぜひ飲んでみられてはいかがでしょうか?
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米麹甘酒の注意点
米麹甘酒は、甘酒と思えないほど美味しいことから、つい1日の摂取量を超えて飲んでしまいそうになります。
しかしながら、そもそも血糖値が高い方や糖尿病の方など、持病をお持ちの方が摂取しても良いのでしょうか?
ここからは、米麹甘酒を飲む際、血糖値の高い方や糖尿病の方、またアレルギーの方が飲む際の注意点をみていきましょう。
【米麹甘酒】血糖値が高い方・糖尿病の方は飲んでもいい?
米麹甘酒は、100gあたり120Kcal、含まれる糖質は25gとなります。
そのため、糖尿病など持病をお持ちの方は、簡単にカロリーオーバーしてしまう可能性もあります。
また、糖尿病の方が甘酒を摂取すると、血糖値の上昇につながるため、危険な状態に陥ってしまう可能性が高いと言えます。
【米麹甘酒】アレルギーの方の注意点
もともと何か特定なものに対してアレルギー反応がある方も多いと思います。
米麹甘酒には成分としてトウモロコシが含まれているため、アレルギー反応が起こる可能性はあります。
そのため、そもそもトウモロコシに対してアレルギーをお持ちの場合は摂取を控えるようにしましょう。
【米麹甘酒】温めすぎない
甘酒はとてもデリケートな飲み物で、それでも多くの方が実感するほど健康にも良い食材であると言えます。
また、麹菌は温度変化に影響を受けやすくなるため、あまり高温に温めすぎないようにしてください。
※当たり前ですが、熱くしすぎる空気と接する部分は飲めそうでも、内側がすごく熱いので火傷してしまいますよ。
まとめ
いかがでしたか?
米麹から作る甘酒の効果が飲み方、また飲む時の注意点につて解説しました。
甘酒には、米麹で作るものと酒粕で作るものがあることが分かりました。
また、それぞれの特徴や栄養素を知ることができ、ダイエットにも効果的であることが分かり、甘酒を飲んでみたいと思われた方も多いのではないでしょうか?
甘酒を飲むことで、健康と美容、ダイエットの効果を実感するためにも、必ず1日200mlを守って摂取するようにしましょう。
また、糖尿病の方など、血糖値が急激に上昇する可能性が高く、通常通りの摂取を行っても血糖値をコントロールすることができず、重篤な症状を引き起こす可能性も高いため、まずは主治医の指示に従うようにしてください。
美味しく甘酒を飲み、「飲む点滴」として毎日楽しんで飲んでくださいね。