毎年8月上旬に長崎県佐世保市で開催される”させぼシーサイドフェスティバル”はご存知でしょうか?
海上で打ち上げられる大きな花火が大人気で毎年人気を博すお祭りです。
今年はもう少し奥にある平戸市では「隠れキリシタン関連遺産」として世界遺産に登録されるなど、世界的に注目を集める長崎県。
また、かつて映画「ラストサムライ」のオープニングで使われた美しい九十九島の景色も楽しめる西海国立公園も近いので、夏休みのご旅行の行き先としてもおすすめです!
”させぼシーサイドフェスティバル”の花火を中心とした日程や、アクセス・駐車場、穴場スポットや屋台についてまとめましたのでご参考にされてください。
させぼシーサイドフェスティバル2018の日程や花火は?
2018年の”させぼシーサイドフェスティバル”は、このような日程で開催されます。
8月4日(土) 11:00〜22:00※花火打ち上げアリ
8月5日(日) 11:00〜18:00
会場は、JR佐世保駅みなと口広場という非常に便利な立地です。
させぼシーフェスティバルとは
第1回は西海国立公園の指定30周年を祝う記念行事として、1985年(昭和60年)8月3日・4日の2日間開催された。企画・運営は佐世保青年会議所が行い、場所は通常民間には開放されていない市内平瀬町の米海軍佐世保基地内ニミッツ・パークを使用して行われ、2日間で約20万人を集めた。
以降は同所をメイン会場として毎年開催され、米軍基地を抱える佐世保らしい夏の行事として定着していたが、2001年(平成13年)9月11日のアメリカ同時多発テロ事件以後、米軍敷地の借用や基地内立ち入りが厳しくなったことから、翌2002年(平成14年)8月3日・4日に市制100周年記念行事として第18回を開催したのを最後に中止を余儀なくされた。
その後、2004年(平成16年)に佐世保バーガーフェスティバルが新港町の佐世保駅再開発用地で開催され、翌2005年(平成17年)以降はさせぼシーサイドフェスティバルがかつてアメリカンフェスティバルが開かれていた時期に行われている。
(出典:Wikipediaより)
ご存知の通り、佐世保は米海軍の基地があり住民とも密接な関係があります。
2002年にはアメリカ同時多発テロが発生したため、翌年に中止になったという背景がありますが名称を変え再スタートを切り、2018年には第14回を数えます。
(略して”シーフェス”の愛称で親しまれています)
毎年シーフェスには「テーマ」が冠されて行われますが2018年の「テーマ」は、このようになっています。
本年で第14回目を迎える「させぼシーサイドフェスティバル」では、「たくさんの愛が生まれる祭りになってほしい」という意味を込め
『多愛 ~こいがシーフェスたい!~』
をテーマに掲げ、フェスティバルに参加する人々や、来場者の皆様の心に残る「第14回させぼシーサイドフェスティバル2018」を創り上げ、佐世保を盛大に盛り上げます 。
(出典:公式サイトより)
シーフェス全体としては、ステージでの海上自衛隊音楽隊の演奏やダンス・盆踊りで楽しめる他、イベントとしては海上自衛隊の艦船、海上保安庁の艦船、陸上自衛隊の車両などが展示され一般公開されます。
このように佐世保市外から行かれる方にとっては、日常なかなか接点のない光景が身近にあるので美しい海を見ながら楽しめますよ。
※ちなみに、副題の「こいがシーフェスたい」は、「これがシーフェスだ」という意味ですよ。
大花火大会
させぼシーサイドフェスティバルの目玉いえば、もちろん大花火大会ですよね。
日時は8月4日(土)20:30〜予定されています。
海上から打ち上げられるので、いろんな角度から楽しむことができますよ。
花火大会としては、小規模な3,000発という数ですが昨年は28万人を動員した人気の花火大会なんです。
そんな花火大会の中でも最もみんなが期待しているのは、1発60万円とも言われる”2尺玉”という大玉の花火が上がるんです。
花火の中では上から3番目のサイズですが、このクラスになると海上からの打ち上げでないと安全面の問題があるため、なかなかお目にかかれません。
花火はサイズが大きくなるに連れて、高く上がって花火自体も大きく開くものなんですよ。
【口コミ】
毎年8月上旬に佐世保駅近くで開催されているお祭りです。
佐世保港からは花火も打ち上がり、お祭りには行かないけど花火は見るという市民も多いはず。
肝心のお祭り自体は、ステージイベントあり、飲食店のいろんなブースがあり、と佐世保的には規模の大きいものです。
目立つのは家族連れや浴衣を着た10代の若者の姿で、20代~30代ぐらいの方にとっては少し退屈なイベントかもしれません。お祭り自体はわざわざ遠方から足を運ぶほどではないと思いますが、港で打ち上がる花火は観光客の方にもオススメしたいです。
(出典:トリップアドバイザーより)
させぼシーサイドフェスティバル2018へのアクセスは?駐車場はある?
それでは、させぼシーフェスティバルの会場までのアクセスや駐車場の情報をご案内します。
しかし、その前にご注意いただきたい点があります。
佐世保はそれほど大きな街ではないので当日大変な混雑が予想されます!
そのため「危険区域立ち入り禁止」が、8月4日18:00〜22:00に行われるので注意が必要です。
対象となる場所は以下の3箇所です。
させぼシーサイドフェスティバル2018へのアクセス
行き先をJR佐世保駅とすると
【電車】
JR博多駅→JR佐世保駅(特急利用で2時間弱)
【車】
鳥栖IC→佐世保出口(75分ほど)
(高速出口からJR佐世保駅までは一般道に車線数も多くないので渋滞必至です。余裕を持って出発しましょう)
【飛行機】
東京→長崎空港(約1時間55分)
大阪→長崎空港(約1時間15分)
※空港→佐世保駅前までバス(約1時間30分)
空港→ハウステンボスまで高速船(約50分)
させぼシーサイドフェスティバル2018の駐車場
させぼシーサイドフェスティバルでは、無料駐車場や臨時駐車場の用意はありませんので有料の駐車場に駐車する必要があります。
【JR佐世保駅周辺の駐車場】
このように駅周辺に駐車場は点在していますが、多くが小規模のものばかりです。
規模の大きなものというと、JR佐世保駅駅立体駐車場が170台となります。
ご推察の通り、当日は混雑必至ですのでどうしてもお車でという方は、午前中に入庫するつもりで佐世保へ向かわれることをおすすめします。
させぼシーサイドフェスティバル2018大花火大会の穴場スポットや屋台情報
大花火大会に向けて、ゆっくり楽しみたいという方のために有料観覧席と船上観覧席が用意されています。
【有料観覧席】
<価格> 前売り 1,500円(1人)当日 2,000円
<購入先> セブンイレブン・佐世保観光情報センター・シーフェス事務局
有料観覧席の詳細はコチラから
【船上観覧席】
<価格> 3,500円(1人)※大人1名に付き未就学児1名無料
<購入先> セブンイレブン※佐世保観光情報センターでは取扱ナシ
<定員> 200名(先着順)
船上観覧席の詳細はコチラから
<させぼシーサイドフェスティバル事務局>
長崎県佐世保市干尽町2-5
観光交流センター2階 Soup-UPさせぼ内
大花火大会の穴場スポット
させぼシーサイドフェスティバル大花火大会の一番の特色は、会場で打ち上げられること。
そして、地図をご覧いただいての通りグルっと海を囲むような地形になっているので、遮るものがなければどこからでも見えます。
打ち上げ場所は、右上のJR佐世保駅から海に出たあたりですので、いくつかピックアップすると、
①現在のピンを指しているところ。(地元の方が行くようなところ。車必須です)
②ホームセンターナフコ 佐世保みなとインター店
③千尽公園
④石岳展望台
どこでもとは言っても、先ほどご紹介した「危険立ち入り禁止」区域があるのでご注意ください。
【口コミ】
毎年楽しみにしている大花火は、今年も日曜日にあるようです。船上で花火を上げるので、海を囲むような地形の佐世保では近くの山から見る花火も角度が変わっていいものです。少し離れた場所でも山びこで音が反響して雷みたいに聞こえます。毎年違うところから見るのもおもしろそうですね。
(出典:トリップアドヴバイザーより)
させぼシーサイドフェスティバルの屋台情報
屋台は、お祭りの醍醐味の1つですよね。
佐世保シーサイドフェスティバルでも多くの屋台が出店します。基本的なところでは、イカ焼き・はしまき・ベビーカステラなどなど。
特に必食なのは、”佐世保バーガー”です。これぞ佐世保!を楽しんでくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
させぼシーサイドフェスティバルは海上で花火が打ち上げられてキレイな長崎の海に映えるので感動しちゃいますよ。
そして、ご当地バーガーの元祖とも言える”佐世保バーガー”もぜひ楽みたいですよね。
今年はすごい暑さですので熱中症対策は忘れずにしてくださいね♪
【あわせて読みたい】