「花の御寺」と呼ばれるほど景色が素晴らしい奈良の長谷寺。
枕草子や源氏物語にも登場するほど古来から愛されてきた寺院です。
特に紅葉シーズンは、広い境内に散らばる色とりどりの紅葉を楽しむことができるそうです♪
さらに「もみじまつり」も開催されるとのことですが、どんなお祭りなんでしょうね。
想像するだけでもワクワク♪
気になって仕方がないので長谷寺のライトアップや見どころ、それに混雑状況について調べてみました。
奈良長谷寺の紅葉は、いつが見ごろなのでしょうか?
長谷寺とは?
長谷寺(はせでら)は奈良県にあり、山号を豊山(ぶさん)と称しますが正式には豊山神楽院長谷寺という寺院です。
初瀬街道を見下ろす初瀬山の中腹に本堂があり、牡丹の名所としても知られています。
本尊は十一面観音で、全国にある「長谷寺」と区別するために「大和国長谷寺」や「総本山長谷寺」と呼ばれることもあります。
創建は奈良時代だと考えられていますが、詳しいことはわからないそうです。
平安時代の中期以降は観音霊場として信仰を集め、1024年には藤原道長が参詣したことでも知られています。
この長谷寺は別名「花の御寺」といわれ、四季を通して色とりどりの花や紅葉を楽しめる場所として有名ですよね。
紅葉シーズンには色とりどりに輝く紅葉を、境内の各所で楽しむことができるそうです。
特に池周辺の湖面に映える紅葉は絶景! 一度は訪れたい紅葉スポットですよね。
どうです? 行ってみたくなりませんか?
それでは長谷寺の基本情報についてご紹介しましょう。
【住所 連絡先】
〒633-0112 奈良県桜井市初瀬731-1
TEL 0744-47-7001
【入山時間】
4月〜9月 8:30〜17:00
10月〜11月および3月 9:00〜17:00
12月〜2月 9:00〜16:30
※紅葉シーズンでは11月と12月ので閉門時間が違いますのでご注意ください。
【アクセス】
<電車>
近鉄大阪線長谷寺で下車、徒歩で15分
<車>
西名阪自動車道の天理ICからおよそ40分
【駐車場】
二輪200円 普通車500円 大型バス2,000円
乗用車は70台停められて時間制限はありません。
紅葉シーズンはほぼ満車ですが、近くの有料駐車場を利用することもできます。
近隣には食事処なども多くあるので、少し遠くに停めて周りを散策してみるのも楽しそうですね。
【入山料】
大人500円 中高生500円 小学生250円
長谷寺の公式サイトによると、境内全体を歩いて回るとだいたい1時間ちょっとで回れるようです。
参拝ルートも掲載されているので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
【奈良・長谷寺の紅葉】ライトアップの時期は?
長谷寺の紅葉に関する情報をまとめてみました。
まず気になるのはライトアップですよね♪
そしてさらに、「長谷寺もみじまつり」というものが開催されるとか!
さて、どんなお祭りなんでしょうか。
ライトアップ情報
まずはライトアップ情報を・・・
と思って調べてみましたが、これがなかなか出てこない(笑)
どうやら2015年に初めて2日間だけ開催されたようです。
そして、2017年に1日だけ特別にライトアップされたようです。
しかしながら、通常はされていないようです。
長谷寺のインスタにそのときの画像がありました。
ということでライトアップは実施されていない模様ですね・・・残念です。
【奈良・長谷寺の紅葉】もみじまつり2019
では気を取り直して、「もみじまつり」の情報を!
2019年は10月12日(土)〜12月1日(日)までの8:30〜17:00と、ちょっと長い期間開催されます。
法話や、太鼓と三味線などの演奏といった催し物もあるそうですよ。
この長谷寺は広い境内ゆえ、日光の当たり具合で紅葉の色づきにも違いが出るそうです。
ということは、同一色に染まるというよりは、色のグラデーションが楽しめるということ♪
いつ行っても違う景色が楽しめるので、「もみじまつり」の期間が長いのにも納得ですね。
長谷寺は初瀬山の山腹にあり、仁王門を潜ると399段もあるという長〜い登廊を上がっていきます。
え〜〜〜っ! 399段???
なんて思いましたが、本堂の舞台からの紅葉は絶景!
苦労してでも登る価値はありそうですよ。
この「もみじまつり」期間中の9:30〜16:00に、普段は関係者以外入れないという、国宝本堂の中に入れる「本尊大観音尊像秋季特別拝観」も行われています。
本堂に入るには別途1,000円かかりますが、観音様のお御足に直接触れてお参りできるというありがたいものです。
わたしもぜひ観音様に触れてみたいと思います!
【奈良・長谷寺の紅葉】もみじ茶会
11月9日(土)におこなわれる茶会は、先着500名が無料でお抹茶を戴けるというとっても嬉しい行事です。
お寺の境内でお抹茶をいただきながら紅葉を眺める・・・
しかも無料! 想像しただけで悶絶しそうです(笑)
【奈良・長谷寺】紅葉スポットのご紹介
赤だけではなく、黄色や茜色、緑色など様々な色を奏でる長谷寺の紅葉。
そのグラデーションはどこから見ても満足できそうですが、その中でもわたしが気になるスポットをいくつかご紹介しておきます。
【五重塔】
五重塔と紅葉のコラボがまた和のテイスト満載で、絶景のスポットです。
五重塔近くからでも、少し離れたところからでも、どこから見ても素晴らしいコラボレーション。
【本堂の舞台】
舞台から見える紅葉も圧巻で、そこからは仁王門や本坊が紅葉の中に埋もれるように見えます。
【本坊】
本坊からは本堂と紅葉のコラボが愉しめます♪
紅葉に埋もれるように見える本堂は、なんとも言えない味わいを出しています。
【奈良・長谷寺】もみじまつりの各種イベント
この「長谷寺もみじまつり」の期間にはこんなイベントも開催されます。
【與喜天満神社 秋祭り】
10月19日(土)宵宮 16:00〜20:00 與喜天満神社での祭礼
10月20日(日)本祭り 8:00〜17:00 御輿や太鼓の練り歩き
【幽玄のつどい】
11月23日(土) 津軽三味線奉納コンサート 本堂舞台にて見学無料
【布教師による特別法話】
11月16日(土)〜11月18日(月) 境内歓喜院にて見学無料
【長谷寺秋季特別寺宝展】
10月13日(土)〜12月1日(日) 宗宝蔵で見学無料
いかがですか?
楽しそうなイベントが盛りだくさんじゃありませんか?
わたしはやっぱり11月9日(土)の「もみじ茶会」が気になりますが、11月23日(土)の「幽玄のつどい」もかなり気になっています。
あなたはどのイベントに合わせて行きますか?
【奈良・長谷寺の紅葉】混雑状況と見ごろは?
では最後に混雑状況と見ごろについてご紹介します。
【奈良・長谷寺の紅葉】見ごろ
紅葉の見頃は毎年11月中旬から12月上旬で、色づき始めはだいたい11月上旬のようですね。
長谷寺の紅葉はグラデーションが楽しめ、長い期間いろんな紅葉が見られるのが特徴なので、ちょっと早い時期から「もみじまつり」がスタートしています。
わたしはイベントに合わせて行こうと思っていますが、紅葉命!という方は長谷寺のInstagramやFacebookを確認してみてはいかがでしょうか。
境内の様子を定期的にUPしてくれています。ぜひ参考にしてください。
そしてもうひとつ気になるのが、紅葉シーズンに付きものの混雑!
さて、混雑状況はどうなっているのでしょうか?
【奈良・長谷寺の紅葉】混雑状況について
混雑はするそうですが、もみじまつりの期間が長く、境内が広いこともあり大混乱ということはなさそうです。
口コミを見ても、人は多いですが人混みに揉まれるということはありませんでした。
ですが、最大の見頃となる11月下旬と12月最初の連休は混雑覚悟でお出かけください。
ゆっくり撮影スポットを探したいなら、平日や11月初旬から中旬くらいがいいかもしれません。
長谷寺のインスタグラムでは、10月初旬から色づいた葉っぱがUPされていたので、早い時期でも紅葉が愉しめそうです。
紅葉シーズンであれば、人が少ない朝早い時間帯に出かけるとインスタ映えするワンショットが狙えそうです。
まとめ
いかがでしたか?
奈良の長谷寺では、紅葉時期のライトアップは残念ながらされていないようです。
混雑もさほど心配するほどではなさそうですが、人混みを避けるなら朝早い時間帯か、平日がおすすめです♪
見ごろは11月下旬から12月初旬ですが、もう少し早い時期でもまた違ったグラデーションが愉しめそうですね。
わたしは緑が残る11月の初旬から中旬を狙おうかな、と考えています。
緑、朱色、真っ赤、黄色といろいろな色が入り混じった賑やかな紅葉、想像しただけで心が踊ります♪
長谷寺はいろんなイベントもやっているので、それに合わせて行ってみてはいかがでしょうか。
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