今年のカレンダーを見ながら、去年に比べて夏休みがちょっと短くないかな?
と気づいたんですけど、今更ながら8/11って「山の日」っていう祝日なんですね。
2018年は、土曜日に当たっているので去年に比べてお盆休みとつなげても短くなっているみたいです。
ちなみに、振替休日は日曜日に祝日が重ならないと発生しないそうなんですよ。
たしか”ハッピーマンデー制度”って聞いたことあるんで、月曜日は振替休日で対応するのではなく、「 月曜日を休みにしてくれたら夏休みも取りやすいのに!?」って思ったんですけど、”ハッピーマンデー制度”って祝日ごとに指定されているみたいです。
調べて初めて知りました!
5/5の「こどもの日」もそのクチなんですよ。
ちょっとだけ「山の日」について調べてみたら、祝日について気になってきたんでその他にも調べてみました。
筆者と同じように、今年の夏休みにが短いと感じたあなたもこの機会にどうぞ。
「山の日」の前には、7月に「海の日」があって3連休。
「山の日」の後には、9月に「空の日」っていうのがあるようですが祝日じゃないという、複雑な祝日について知っておいてください。
海の日・山の日・空の日の由来
祝日について調べると、やっぱり一応の謂われはあるんですよ。どの日も。
でも、筆者が「山の日」に気付いてなかったように、戦後1948年に祝日法が制定されてから、いくつかの祝日は追加されていて長い目で見ると祝日の日数は増えているんです。
その中で特に最近なのが、2016年の「山の日」と1996年の「海の日」なんですよ。
そんな風に考えてみると、祝日について教えてもらう機会って小学校ぐらいだと思うんで、その後に増えたりしていると意識せずにカレンダーで休みだからぐらいの感覚かもしれないですね。
「海の日」の由来
国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)第2条では、「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを趣旨としている。国土交通省によると、「世界の国々の中で『海の日』を国民の祝日としている国は唯一日本だけ」という[1]。
2007年(平成19年)に制定された海洋基本法第13条は「国及び地方公共団体は、国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)第2条に規定する海の日において、国民の間に広く海洋についての理解と関心を深めるような行事が実施されるよう努めなければならない」と海の日の行事について定めている。
海上自衛隊では、基地・一般港湾等に停泊している自衛艦において満艦飾が行われる。
海の日が制定された1996年(平成8年)以降、7月20日から31日までの12日間を「海の旬間(じゅんかん)」とし、国土交通省海事局が中心となり、地方公共団体、海事関係団体などとともに、海事思想の普及のための活動を実施してきた。
2003年(平成15年)以降は、海の日の三連休化に伴い旬間を月間化し、広く国民に「海」に対する理解と認識を高めてもらうために、海の日を含む7月1日から31日までの1か月間を「海の月間」と定めた。国土交通省海事局が中心となり、関係省庁、地方公共団体、海事関係団体などとともに、「海フェスタ」を始め、全国各地で行われる海に関する各種様々なイベントの紹介を行っている[2]。
(出典:Wikipediaより)
このように「海の日」は、もともと明治時代からの流れを受けて日本独自の祝日となっています。
ちなみに、「いやいやうちは海ナシ県だよ?!」と思った奈良県は、一般的な海の日を「奈良県山の日・川の日」と条例で定めているそうです。
確かに、奈良県は良い川がたくさんありますからね。
「山の日」の由来
山の日は、2014年(平成26年)に制定された。祝日法(昭和23年7月20日法律第178号)2条では、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨としているが、山に関する特別な出来事などの明確な由来があるわけではない。
「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律(平成26年法律第43号)」が2016年1月1日に施行され、8月11日は同年より国民の祝日「山の日」となった。2007年には「みどりの日」が5月4日に移動したことで4月29日は「昭和の日」に改称されたが、祝日の新設は1996年の「海の日」以来、20年ぶりとなる。
この祝日が制定されたことで、祝日の制定がない月は6月のみとなった。
(出典:Wikipediaより)
「山の日」は、結論から言うと謂われはないと言っても良さそうです。
もともと、祝日ではないものの都道府県レベルでは「山の日」と名付けているし、日本の国土は大部分が山林ですから、こじつけやすかったんでしょうね。
そもそも、「なぜ8/11?!」って言う疑問が湧いてきますが、調べて合点が行きました!
もちろん誰もが8/12にした方がお盆と繋げて連休になるんですが、8/12は日航機墜落事故の日なんですね。
毎年慰霊祭がテレビで放送されているのご覧になったことがあると思いますが、そんな日を”祝日”にするわけにも行きませんので、8/11になったそうです。
「空の日」の由来
空の日(そらのひ)は日本で制定された記念日で、9月20日である。
1910年(明治43年)に徳川好敏、日野熊蔵両陸軍大尉が代々木練兵場において日本初の動力飛行に成功して30周年、ならびに紀元2600年を記念して1940年(昭和15年)9月28日に制定された「航空日」にその起源を持つ。
翌年「航空日」は9月20日と決定され、それが定着した。終戦後一時廃止されたが1953年(昭和28年)に復活。1992年(平成4年)には民間航空再開40周年を記念し「空の日」と改称され、また9月20日から30日が「空の旬間」とされ今に至る。シンボルキャラクターの「くにまるくん」は「空の日」改称時に同時に設定され、「9(く)2(に)0(まる)」に因んで命名された。
9月20日という日付に設定されたのには特別な意味はないが、3月10日の陸軍記念日や5月27日の海軍記念日が春に行われるために時期をずらして秋とし、その中から晴れの特異日を選んだものである(なお徳川・日野の初飛行は12月19日であった)[1]。
毎年、「空の旬間」には全国の空港等のうち1ヵ所がスカイフェスタ会場とされて大規模なイベントが行われる。この他にも航空局・航空会社・空港管理会社等が各地の空港・レーダー事務所等において、管制塔などの空港施設見学、航空教室等を開催する。
(出典:Wikipediaより)
「空の日」は祝日ではなく、その次点の”記念日”となっています。
将来的には祝日になってほしいですけど、9月はすでにシルバーウィークが出来ていますから、そのあたりの調整が必要でしょうね。
そのうち、6月に移設されてしまうかもしれません。
しかしながら、日本で初めて動力飛行に成功した日というのは記念すべき日ですので、大切にしていきたいですよね。
筆者は最近知って驚いたんですが、乗り物で一番安全と言われる飛行機は、実はなぜ浮いて飛び立つのか原理はハッキリと究明されていないそうです。
そう考えると、人間が空を飛ぶというのは不思議なことなんだとつくづく思いますよね。
ちなみに、シンボルキャラクターの「くにまるくん」はこんな感じ。
「おい!ちょっとどこかで見た事あるぞ!!」と思ったあなた。コレじゃないですか?
バレーボールの「バボちゃん」
眉毛がないので大丈夫そうですね。
まとめ
いかがでしたか?
謎だった「山の日」がご理解頂けましたでしょうか?
日本人は、何かに引っ掛けてイベントをするのが大好きなので、各「○○の日」に全国のそこかしこでイベントが開催されています。
お近くで開催されているようであれば、一度参加されてみてはいかがでしょうか?
しかし、7月〜9月の夏真っ盛りの期間に当たりますので、熱中症対策は万全にしておいてくださいよ。
最近の気温は半端じゃないですから。