新潟祭りはご存知ですか?
正直なところ、全国的な知名度はそこまでないんですが大規模なお祭りで穴場とも言えるんですよ。
全国最大級1万5千人が参加する大民謡流しや花火大会もあります。
そして、新潟といえば日本酒や日本海の海の幸、お米などのグルメもたっぷり楽しめる恵まれた土地です。
スキーやスノボのシーズンだけではなく、夏の新潟も行って見てはいかがでしょうか。
そんな新潟まつりの日程と、歴史や見どころをまとめましたのでご覧ください。
夏休みに行き先として検討してみる価値アリです。
2018年の新潟まつりの日程は例年とは違う!さらに花火も!?
もし、過去に新潟まつりに行かれたことのある方はご注意ください。
2018年は例年とは日程が異なりますので、詳細をご紹介いたします。
2018年新潟まつりの日程
2018年はお祭りの日程が異なりますよ。
過去に新潟まつりに行かれたことがある方は、要注意です!
これまでは、8月の第一金曜〜日曜日の3日間で開催されていましたが、2018年は8月10日(金)〜12日(日)の3日間で開催されます!
間違えて1週早くいかないようにしましょう。
「なんで?」って気になりますよね。
実は、来年新潟港が開港150周年を迎えるそうなんです。
それで地元のみならず県外へ出ている皆さんも帰ってきて、一緒に来年に向けて盛り上げていけるようにという考えからのようなんです。
お祭り行事では珍しい考え方ですよね。
昨年(2017年)には、神戸港が開港150周年を迎えたので、次はどこかな?と思って調べてみると?!
1858年(安政5年)の日米修好通商条約を初めとする安政五カ国条約により、貿易を前提とした開港場として、箱館・神奈川(横浜)・新潟・兵庫(神戸)・長崎の5港が決められ、「開港五港」と呼ばれた。このうち、箱館以外は「四港」とも呼ばれる。
(出典:Wikipediaより)
ということで、函館・横浜・長崎の3港は1859年、神戸が1868年、新潟が1869年ということで開港5港の中では一番最後でした。
(ちなみに、この5港はテストで出ますから暗記ですよ!)
花火の日程も違うよ
夏祭りといえば、花火!!
これなくして夏を締められないという方もたくさんいらっしゃることでしょう。
去年・一昨年と新潟まつりでは、2日目と3日目の夜に花火が開催されていましたが、2018年の花火は3日目の夜だけになりますので要注意です!日曜日の夜ですよ!!
土曜日の夜にいくら待っても花火は上がりません。
しかし!!
例年3日目の花火は19:15〜20:30まででしたが、
なんと2018年は20:55まで延長されます!!
2日連続で行くのは大変ですけど1日に凝縮されて時間が長くなるのは、けっこう助かる部分もありますよね。
しかしながら、「みんな集まって盛り上げて行くぞ!」という趣旨なので、混雑必至です!
足の踏み場には注意が必要ですね♪
新潟まつりの歴史
江戸時代から始まる「住吉祭り(住吉行列)」や「川開き(花火)」「開講記念祭」「商工祭」といった4つのお祭りが、同時期に開催されていたので1つにまとめて盛大にやってみたらどうかということで昭和30年に第1回の新潟まつりがスタートしました。
住吉祭りは海上安全を願って大阪:住吉大社から御神体を受け、始まったお祭りでその後新潟の象徴とも言える萬代橋の架設を祝って花火大会(のちに川開きと一緒になる)が始まり、地震・大火・戦争と様々な局面で中断しては復活しと繰り返して現在に至る、現在の新潟県に至る発展の底流ととも言えるお祭りです。
新潟まつりの3つの見どころ
新潟まつりは、開催期間3日間にいくつものイベントが開催されます。
その中でも、せっかく行くなら是非とも見ておいていただきたいものをご紹介します。
大民謡流し
「大民謡流し」は新潟まつりの目玉の1つと言っても良いものです。
初日(8月10日)は、「大民謡流し」だけ!19:00〜20:30です。
新潟甚句や佐渡おけさの音頭に合わせて、揃いの浴衣で踊ります。
もちろん飛び入りもOKですよ♪
これこそ日本のお祭りを象徴するイベントです。
なにせ全国最大級の1万5千人が踊る「大民謡流し」です。
新潟まつりに行く以上は踊らないと損ですよ。
住吉行列
現在の新潟まつりの大元と言っても良い、伝統を受け継ぐ住吉まつりです。
1キロにも及ぶ行列で、古式ゆかしい着物をまとって市内を練り歩きます。
万代太鼓やみこし、子供神輿も後に続き歴史と伝統を伝えているものです。
2日目10:00〜、14:20〜の2回と、3日目10:20〜 、 13:00〜、 14:10〜の3回です。
2日目は他にもイベントが目白押しなので合わせて見たいですね。
3日間あるお祭りの、ちょうど中日の時代行列を見学できました。正式な名称は「住吉行列」と言うそうです。伝統衣装を着た大勢の方がパレードされており、荘厳さや勇壮さもある感じで素敵でした。
(出典:https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298120-d10019683-Reviews-Nigata_Matsuri-Niigata_Niigata_Prefecture_Koshinetsu_Chubu.htmlより)
水上みこし渡御
「水の都にいがた」を象徴するイベント「水上みこし渡御」
信濃川の右岸から左岸へ、おみこしを乗せた御座船が約40の船舶に夜水上パレードに守られ渡る姿は雄大ですよ。
この見ているだけで楽しめるのがお祭りの良さ。
天気の良い夏の日本海の太陽の下、キラキラ輝くおみこしを眺める事ができます。
2日目の12:40〜13:30に万代島水産物物揚場 → 信濃川左岸 みなとぴあ上流付近で行われますので場所を確保するためにも、余裕を持って会場へ行きましょう。
もちろん最大の見所は花火大会です!
先にもご紹介しましたが、なんだかんだで花火大会でが一番の見どころですよ!
特にフィナーレのみんなの花火「エボリューション」は何百発もの花火が一斉に上がるので圧巻のフィナーレとなります。
打ち上げ場所は、昭和大橋という白山公園近くの橋から打ち上げられます。
新潟県といえば、長岡市の三尺玉大花火大会が全国的にも有名ですが、新潟市民は新潟まつり花火大会をこよなく愛しています。信濃川の岸辺には「やすらぎ提」と呼ばれる親水型の堤防があるのですが、この花火大会では両サイドの堤防に観覧者が押し寄せるため、早めの場所取りが重要となります。
我が家も昨年、花火大会の当日、正午くらいには場所取りにやすらぎ提に行ったのですが、何名かの方々はもっと早く来られていて、人気の高さをうかがい知ることができました。
花火はそれほど大きなものは打ちあがりませんが、街と川面に花火が非常に溶け込んでいて、本当にきれいでした。小学生の二人のわが子たちも大喜びで、すごく楽しい花火大会でした。(出典:https://minhyo.jp/niigata-matsuriより)
おすすめ穴場スポット1 西海岸公園
打ち上げ会場から離れるものの、しっかりと花火が見えます。
そんなに人も多くなく、公園内の駐車場に車を止めることができるので終わったらすぐに帰れるというメリットもありますよ。
おすすめ穴場スポット2 県庁裏
県庁付近は交通規制で通行止めになるので、そこからゆっくり花火を見上げることができます。観光で宿泊の方にもホテルから歩いて行ける穴場としておすすめです。
おすすめ穴場スポット3 八千代橋付近
こちらも会場から10分ほど離れていますが、あまり混雑しない穴場です。
少し離れるだけで帰りもササッと移動できるのでおすすめですよ。
まとめ
いかがでしたか?
新潟まつりも、なかなかおもしろそうですよね。
花火大会もちょっと離れたらゆっくり見れそうなので、けっこう間近で迫力ある花火を楽しめそうな気がします。
また、グルメも楽しんでくださいね。
おっと、先ほど紹介し忘れましたが新潟は枝豆とへぎそばもローカルグルメとして大人気です!
ぜひ、たっぷりと新潟の熱気とグルメを堪能してください。
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