秋の紅葉シーズンがやって来ました!関西で紅葉といえば、やっぱり京都!!
子供の頃には楽しくなかったけれど、歳を取るほど良さがわかるのが紅葉ですよね。
そんな京都の紅葉の穴場とも言える醍醐寺をご紹介します。
醍醐寺は874年に建立され、准胝観音(じゅんていかんの)、如意輪観音(にょいりんかんのん)を安置したことから始まりました。
そして、907年には醍醐天皇により薬師堂が建立され、朱雀天皇や村上天皇の信仰によりさらに発展しました。醍醐寺は、「上醍醐」「下醍醐」「三宝院」からなるお寺なんです。
このような歴史的文化財である醍醐寺は、毎年紅葉の時期を迎えるとライトアップを行い、とても美しい秋の風情を楽しむことができます。
そこで、ここでは、醍醐寺の2018年紅葉ライトアップの予約、そして忘れてはならない御朱印についてまとめてみました。
【醍醐寺の紅葉2019】醍醐寺とは(歴史・駐車場・アクセスなど)
醍醐寺は上醍醐と下醍醐に分かれ、1994年に世界遺産に登録されるほど、日本でも重要文化財のひとつとなっています。そして、京都市内では最大の寺院なんですよ。
醍醐寺は、誰もが一度は訪れたいお寺としてとても有名ですが、この醍醐寺の歴史やアクセス、拝観料金などについてご紹介します。
【醍醐寺の紅葉2019】醍醐寺の歴史
醍醐寺は京都の桜の名所としてとても有名なお寺です。
戦国時代、豊臣秀吉がお花見を行ったことも歴史上では知られています。
さらには、この醍醐寺は平安時代にはすでに建立されているほどの古い歴史を持つだけではなく、実に世界遺産にも登録されているほどの有名なお寺なのです。
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この醍醐寺は、平安時代874年に建立され、真言宗に属し、空海の思想を受け継いだお寺として始まりました。
醍醐寺は多くの弟子や支持者を持ち、現在まで発展を遂げてきたお寺です。
その後、山麓に醍醐寺が建設され、現在は山の中にある上醍醐と山麓にある下醍醐に境内が分かれています。
【醍醐寺の紅葉2019】醍醐寺の料金
醍醐寺に伺う際にかかる料金をまとめておきます。
時期によって費用が変動するので、ご注意ください。
お寺さんの前でお金で揉めるのは恥ずかしいですからね。
【醍醐寺の紅葉2019】料金(通常期)
大人 800円 中高生 600円 小学生以下 無料
【醍醐寺の紅葉2019】料金(春期3/20〜5/15 秋期10/15〜12/10)
大人 1,500円 中高生 1,000円 小学生以下 無料
【醍醐寺の紅葉2019】駐車場料金
5時間まで700円(その後30分毎100円)
- 9:00~16:20(3月1日から12月第1日曜日まで)
- 9:00~15:20(12月第1日曜日翌日から2月末日まで)
【醍醐寺の紅葉2019】ライトアップ拝観料金
1,000円
【醍醐寺の紅葉2019】アクセス
【電車の場合】
最寄駅:市営地下鉄東西線醍醐駅で下車→徒歩10分で醍醐寺着
(JR京都駅からは、JR山科駅で市営地下鉄へ乗り換え)
※京都駅からJR山科駅までは新快速で1駅、時間は5分、乗車運賃は190円となります。
そして、山科駅から醍醐駅まで4駅、時間は8分、乗車運賃は260円です。
【お車の場合】 ※混雑が予想されることをご留意ください。
阪神高速道路8号京都線山科出入口から約10分
名神高速道路京都東ICから約18分
【醍醐寺の紅葉2019】ライトアップ予約は必要?混雑状況は?
醍醐寺の紅葉時期はとても美しい幻想的なライトアップを楽しむことができます。
2019年紅葉のライトアップはいつから始まるのでしょうか?
【醍醐寺の紅葉2019】ライトアップ期間
2019年 醍醐寺の紅葉ライトアップ期間
令和元年11月15日(金)~12月1日(日)まで。
※状況により変更あり
【拝観時間】 18時00分~20時50分まで(受付は20時10分まで)
【醍醐寺の紅葉2019】予約方法(早め入場!特別予約拝観券)
紅葉のライトアップは予約制ではありません。
混雑が予想されますが、直接現地へ行かれると良いです。
しかし!!
ちょっとだけ早め(17時45分〜)に入れる
「早め入場!特別事前予約拝観券」というものが数量限定で例年販売されています!
2017年の実績では、以下の2種類のチケットが販売されています。
「早め入場!特別事前予約拝観券」+記念品 1,300円
「早め入場!特別事前予約拝観券」+記念品+甘酒orぜんざい券 1,600円
お申し込みは醍醐寺HPに申し込みサイトが用意されます。
<お申し込みのお問い合わせ>
電話:075-571-0002 受付時間9:00~17:00 まで
【醍醐寺の紅葉2019】混雑状況
醍醐寺の紅葉ライトアップや桜のライトアップの時期は、かなり混雑が予想されます。
しかし、とても大勢の方が訪れることから、賑やかな夜を楽しめますよ。
夏の暑い時期はおすすめしませんが、
春の桜は見事ですし、また、秋の紅葉の頃も是非訪れてほしいところです。
駐車場も広いので、車で訪問される方がたくさんいらっしゃいますが、
敢えて車では行かずに、醍醐寺を満喫後に、そこから約1時間かけて歩いて上醍醐寺も行かれることをおすすめします。上醍醐寺は、醍醐寺よりも鄙びた山寺でひっそりと来訪客を招いてくれます。道中はちょっとしたハイキングコースで、秋の景色を存分に堪能できます。
(出展:https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g14124535-d321455-Reviews-Daigo_ji_Temple-Fushimi_Kyoto_Kyoto_Prefecture_Kinki.html)
【醍醐寺の紅葉2019】行くなら御朱印を忘れるな!
御朱印とは「参拝のしるし」とも言われるもので、お寺からいただく証書です。
これは、お寺とご本尊の名前をしたため、半紙に朱で押印してもらうことから「御朱印」と呼ばれるようになりました。
参拝者であれば誰でも購入することができるため、ぜひとも醍醐寺を訪れる際は御朱印を購入し、参拝を行いましょう。
この時、御朱印帳の購入の際はおつりのないよう300円、500円が一般的に納める金額となります。
【醍醐寺の紅葉2019】西国三十三箇所
「西国三十三ケ所巡礼」は関西で知られる歴史ある「西国巡礼」です。
「西国巡礼」は「学業成就」「事業盛大」を求め参拝する方が多く「四国遍路」よりも巡礼の際の服装も自由です。平服の方が多く、巡礼者とはわからないと言われています。
【醍醐寺】西国巡礼とは
「西国巡礼」は日本一古い巡礼の旅です。
移動範囲が広く、太平洋側から日本海側まであらゆる風景を楽しむことができます。
平安時代後期に始まり、鎌倉時代、そして室町時代に受け継がれ、武士や庶民の間にも広がり、室町時代後期には現在の札所や順路が整備されました。
通常、初めに伊勢神宮参拝を行い、その後、一番目の札所「青岸渡寺」を参拝するのがしきたりとなっています。
【醍醐寺】札所
西国巡礼のコースには3つの寺院が「番外札所」としてあります。
14番目「三井寺」の次の「元慶院」
24番目「中山寺」の次の「花山院」
「発起院」は徳道上人を祀っていて、「元慶院」は花山天皇が出家され花山法王となった寺院です。
「花山院」は花山法王が隠棲されていた寺院で、どれも西国巡礼に欠かせない寺院です。
【醍醐寺】西国巡礼の歴史
西国巡礼の旅は、徳道上人によって718年に始まりました。
三十三ヶ所の観音霊場を設け、人々の信仰を全く得られず、その宝印を集め中山寺の「石の唐戸」の中に埋め、その後200年が過ぎ、988年に花山法王が仏眼・性空両上人のすすめによって宝印を掘り起こしました。
そこを新たに西国三十三ケ所霊場として定め、西国巡礼を広めたそうです。
【醍醐寺】薬師如来
京都の平等寺には、薬師如来が祀られています。
この薬師如来のご利益はガンを封じるとされ、昔から病気平癒として、特にガン封じのお寺として有名です。
薬師徐頼様は、病気に罹患しても回復する力を与えて下さるといわれており、因幡薬師とも呼ばれ、毎月八日に薬師護摩を焚いてガン封じの祈願が行われます。
その際には大勢の参拝者がこの平等寺に集まります。
平等寺は第三十代敏達天皇の子孫となる橘行平の邸宅の跡に建築されています。
また、ここにお堂を建て、薬師如来様をお祀りしたと言われています。これが高草群大字勝負浦の座光寺となります。
行平の病気が治った後、無事に京都に帰り、その際、夢のお告げにより、因幡でお祀りした薬師如来様が行平の家を訪れ、因幡堂と名付けたのが現在平等寺です。
この話が平安京の人に伝わり、第六十六代となる一条天皇はこの薬師如来様を信仰されていました。そして、この寺を平等寺と命名したと言います。
【醍醐寺】五大力尊
国の平和、そして国民の幸せを祈願する「五大力尊仁王会」の大法要となる醍醐寺の行事となり、別名「五大力さん」という名で日本国民に親しまれています。
この五大力尊は、あなたに災難が訪れることのないよう身代わりとなってくえる「五大力尊御影」を授与されるだけではなく、「餅上げ力奉納」が行われ、巨大な鏡餅を奉納し、その耐久時間を競うという行事です。
この五大力尊法要は毎年2月23日の7:00〜京都で行われる風物詩として知られています。
「金剛吼菩薩」・「竜王吼菩薩」・「無畏十力吼菩薩」・「雷電吼菩薩」・「無量力吼菩薩」の五大力尊の掛け軸が公開されます。
その際に10:30〜は「大般若経転読法要」や13:00〜は「柱源護摩供養」が行われます。
京都市伏見区にある真言宗の寺院。空海の孫弟子が開いた歴史ある寺院で、晩年の豊臣秀吉が花見を催したことでも有名です。
境内は醍醐山全体を占めるかと思うほど広大で、大きく醍醐山の山頂付近の上醍醐と主だった伽藍のある下醍醐に別れています。この日は下醍醐を回っただけですが、下醍醐だけでもゆっくり回るには2時間くらいはほしいところです。
上醍醐までは健脚な方でも片道40分〜1時間くらいかかるそうですから、1日掛かりですね。(出展:https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g14124535-d321455-Reviews-or10-Daigo_ji_Temple-Fushimi_Kyoto_Kyoto_Prefecture_Kinki.html)
まとめ
醍醐寺の2019年紅葉ライトアップの予約、そして忘れてはならない御朱印についてまとめてみましたが、いかがでしたか?
ちょうどこれから秋の気配を感じる頃に、紅葉のライトアップを楽しめる醍醐寺は、「上醍醐」「下醍醐」「三宝院」からなり、1994年に世界遺産に登録されるほど、日本でも重要文化財のひとつとなっているそうです。
また、季節によって拝観料が異なるため、醍醐寺へ行く日程を確認して訪れるようにしましょう。紅葉のライトアップの時期は非常に混雑が予想されるものの、とても美しい紅葉の景観を楽しむことができます。
ぜひ、醍醐寺を訪れた際は、御朱印を購入し、参拝の記念とされると良いと思いますよ。私も醍醐寺へ行ってみたくなりました。紅葉のシーズンが楽しみですね。
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