寒い冬が過ぎ、春の訪れとともにもうすぐ入園式シーズンになります。
お子様の成長を喜ぶとともに、幼稚園での生活にドキドキしているママも多いのではないでしょうか?
そんなお子様の入園式で着るママの服は決まりましたか?
入園式に着用すべきスーツの雰囲気は何となくわかっていますが、どんな色のスーツでどんな小物が常識的なものなのか、マナー違反していないかなど、あらゆることを考えると迷ってしまいますよね。
そこでここでは、入園式にマナー違反となる痛いママにならないための服装のポイントを解説します。
【入園式】で「痛いママ」になる?
入園式に参列した際、自分の装いとは相反する「痛いママ」を目にしたことはありませんか?
お子様をお持ちなら、一度は通る入園式。
この時のママの装いで、「痛いママ」と感じる服装マナー違反はどのようなものがあるのでしょうか?
ここからは、入園式で「痛いママ」になるポイントをみていきましょう。
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【入園式】「痛いママ」とはどんなママ?
・子供よりも服装や色合いが派手
・夜のお仕事を連想させるような煌びやかな輝きを放つ服装
・季節に応じた色合いを取り入れないスーツの色
・葬儀を思わせるような黒ずくめの色
・膝よりも上の丈となるミニスカート
・カジュアルデザインすぎる
・ブランド品で身を固めている
・サンダルやミュール、オープントゥパンプスを履いている
・ヒールの高い靴を履いている
・ダイヤを基調としたアクセサリーを身に付けている
・フォーマルな場であるにも関わらずロングスカート
一般的に入園式に着用するスーツは、スカートスーツやワンピースが多いです。
しかしこの時、スカート丈が膝上になるようなミニスカートは避けてください。
しかしながら、ロングスカートはフォーマルな場にふさわしくないため避けて、膝にかかる程度のちょうど良い丈にしましょう。
ワンピースを着用する際は、ジャケットを着用しましょう。
【入園式】着物を着用する時は?
入園式に着物を着用する場合は、「色無地」「付け下げ」「小紋」「訪問着」のいずれかを選んでください。
また、着物の色合いは季節感のある淡い色味で落ち着いた雰囲気のものを選ぶようにしましょう。
また、着物はフォーマルスーツと比較しても動きに制限があるため、子供を追いかけたりするのには不向きです。
場を考慮し、着物にするかフォーマルスーツとするかを検討されると良いでしょう。
【入園式】「痛いママ」のヘアスタイルやネイルは?
入園式となると、ここぞとばかりに強い巻き髪を作るママもいるでしょう。
しかし、極端に巻き髪を強調したヘアスタイルは夜の雰囲気を思わせてしまい、派手に見えてしまうことから、式典の際に行うべきヘアスタイルとは言えません。
美容院に行ってヘアセットを予約しているママは、あえてサイドをすっきりまとめた落ち着いた雰囲気に仕上げてもらうようにしましょう。
また、ネイルは好みのものを行っていても良いと思いますが、やはり式典にふさわしいカラーやデザインのものとするようにしましょう。
あまりにストーンを散りばめた煌びやかすぎるものはフォーマルスーツに合いません。
そのようなネイルとしないように注意してくださいね。
【入園式】「痛いママ」のストッキングは?
入園式などの式典に、黒のストッキングやタイツを履くママの姿も見かけたことはありませんか?
これは実はNGです。
黒は喪をイメージするとされているため、入園式はこれから楽しいことが待っているというお祝いの式典であるため、黒はNGです。
特に、ストッキングについては注意してください。
一般的には「肌色に近い色のストッキング」を着用するようにしましょう。
【入園式】ママの服装で気をつけるポイントは?
初めてのお子様の入園式だと、ママの服装に悩むこともあると思います。
ここからは、入園式でのママの服装で気を付けるべきポイントをみていきましょう。
【入園式】ママの服装で気を付けることとは?
入園式に着るママの服装は、セミフォーマルまたはインフォーマルが基本スタイルとなります。
・ノーカラージャケット+ワンピース
・セレモニーパンツスーツ
このようなスタイルであれば、インフォーマル=略礼装となるため、セミフォーマルよりはかたいスタイルではありません。
とは言え、綿や麻素材、またカジュアルなデニム素材などは避けてください。
黒や濃紺のワンピースにジャケットを羽織るときれいにまとまることも。
また、小物やアクセサリーを上手に活用することでよりフォーマル感を出すことができます。
このようなパール使いのジャケットを着用する場合は、春らしい明るい色味のものを選択するようにしましょう。
例えば、白やベージュ系、ピンク系、淡いグレー系がおすすめです。
また、黒系のスーツも人気です。
しかしながら、葬儀をイメージしてしまいやすいため、できれば明るめのものを選ぶ方が良いでしょう。
小物類のバックと靴は同色にまとめましょう。
一般的にバックと靴は黒でまとめる方も多いです。
入園式なのでベージュ系でも良いですね。
靴のヒールの高さは3〜5cmが一般的です。
オープントゥのパンプスやミュール、ブーツは避けてください。
バッグも高級ブランドはフォーマルから離れてしまうため、避けるようにしましょう。
【入園式】アクセサリーを選ぶ時のポイントは?
アクセサリーは、セミフォーマルにも合うパールのネックレス、また、ピアス、イヤリングを身に付けましょう。
この時、ブラックパールは喪のイメージとなるため避けるようにしましょう。
派手なダイヤのリングなどはあえて身に付けない方が良いと思います。
コサージュも華やかすぎずシンプルな雰囲気のものを選ぶようにしてくださいね。
【入園式】ママの服装は卒園式や入学式にも応用できる?
入園式に着用したママのスーツは、卒園式や入学式にも着回しすることができればより経済的ですよね。
ここからは、入園式で着用したママのスーツは卒園式や入学式にも応用することができるかについてみていきましょう。
卒園式や入学式にも入園式のママスーツは着回しできる?
このように考えるママは、実際にたくさんいらっしゃいます。
そしてたった一言で回答すると、卒園式や入学式も同じスーツを着用してもOKです。
この時、主役はあくまで子供であるため、ママはマナーを守った落ち着いた服装を心掛けるようにしましょう。
入園式のスーツを卒園式と入学式で着回すポイントは?
同じスーツを着用する場合でも、その時に合わせるアクセサリーやバックのカラーなどによってもその印象は大きく変化します。
例えば、落ち着いた色合いであり、明るめの色合いのスーツ・・・となれば、実に着回しを考慮するとまず選ぶべきカラーは「ライトグレー」がおすすめだと言えます。
ライトグレーのスーツを持っていると、入園式から卒園式、入学式にもすべて使用することができます。
上下ともライトグレーが落ち着かない場合は、スカートだけを黒に変えることで卒園式に着まわすことができます。
また、入園式や入学式の際は、ブラウスにフリルが付いたものにする、はたまた、華やかで明るめのコサージュを付けることで同じライトグレーのスーツでもとても華やかな印象に変わります。
さらに、卒園式や入学式に使用する場合、小物のバッグや靴は黒とする。
そして、アクセサリーはパールを基調としているものを基本とすると良いでしょう。
一般的にパールネックレスは1連としますが、2連であっても良いですよ。
着まわし前提で考えるなら着物で訪問着という選択もアリ!
現代のまま世代は、着物というと成人式で振袖を着て以来、または友人の結婚式で着て以来という方も多いと思います。
普段から、着物を着る機会もないためなかなか入園式の時に着物を着用する機会もないので、日本の文化でありながら縁遠いモノという感覚がありますよね。
入園式や卒園式などで着る着物は「訪問着」というタイプになります。
イメージ通り、着物を来て入園式に参列したら、良くも悪くも「良家の奥様」というイメージを持たれますよね♪
しかしながら、あえてオススメするのには1つ大きなポイントがあります!
それは、ちょっとぐらい体型が崩れても長く着ることができるんですよ。
卒園式や入学式はほんの数年先ですけど、小学校・中学校の卒業式なんて想像してみてください。
その頃、いま買ったフォーマルスーツが着れそうですか?
もちろん、それを着るために意識する!ということも重要ですが、なんだかんだで難しいというのが先輩ママの声です。
そんなことなら、確かにまとまった費用はかかるものの、将来的に買い替えが必要ないと考えるとけっこうアリじゃないですか?
そんなお母さんのイメージって、けっこうお子様の記憶に残ると思います。
まとめ
いかがでしたか?
入園式にマナー違反となる痛いママにならないための服装のポイントを解説しました。
入園式は子供が主役となり、ママが目立ってしまうことのないよう、控えめでかつ上品なスタイルを心掛けることが大切です。
この時期は何かとバタバタと忙しい日々を送ることになるため、入園式に着用したスーツは、卒園式や入学式などでも着回しが効くため、コーディネート次第でまた違った素敵な雰囲気のフォーマルスーツとして楽しめます。
ここでご紹介した「痛いママ」にならないよう、入園式の服装には十分注意し、マナーを守ってお子様の晴れ舞台を楽しんでくださいね。