熱田祭は、愛知県名古屋市にある熱田神宮で毎年おこなわれている例祭です。
熱田神宮で最も重要なお祭りで、神宮公園から打ち上げられる1,000発もの花火は、名古屋の初夏を告げる風物詩となっています。
今回は2019年の熱田祭の日程や屋台、それに花火の穴場スポットなどをご紹介させていただきます。
尚武祭(しょうぶまつり)とも呼ばれる熱田祭で、夏を訪れを感じてみませんか。
【熱田祭2019】日程と歴史
まずは、2019年の熱田祭はいつ行われるのか、そしてアクセス方法のご紹介です。
【熱田祭2019】日程とアクセス
熱田祭2019の日程
2019年6月5日(水)午前10時から
花火大会は、同日午後7時40分から8時30分頃まで
熱田祭のアクセス
【住所】愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1
【電話番号】052-671-4151
【電車でのアクセス】名鉄神宮前駅から徒歩3分 JR熱田駅から徒歩8分
地下鉄神宮西駅から徒歩10分
【車でのアクセス】当日は熱田神宮の駐車場は利用でません。
また熱田市内も全面駐車禁止となります。
マイカーで行かれる方は、有料駐車場をご利用ください。
またお祭り当日は交通規制もあり、特に花火大会がおこなわれる夕方からは駐停車禁止区間や通行禁止エリアも増えるので、渋滞は間違いありません。
公共の交通機関を利用した方が、スムーズに行動できると思います。
熱田祭の歴史
熱田祭は愛知県名古屋市にある熱田神宮の例祭で、神宮の恒例祭典、特殊神事のうちもっとも重要な例祭といわれ、尚武祭(しょうぶまつり)とも呼ばれています。
「尚武」とは、武道などを重んじて大切なものとするという意味ですが、この熱田祭では柔道や剣道など武道の大会が奉納されることから、尚武祭と呼ばれるようになったそうです。
天皇陛下のお使いである勅使が参向される神事で、献灯まきわらや花火などいろいろな祭典がおこなわれ、皇室の弥栄や国の平安が祈念されます。
もともとは熱田神宮の摂社(神社の境内にある小さな神社)、南新宮社の祭典から発展したといわれていて、6月21日におこなわれていた神宮の例祭と一緒になり、1949年から6月5日におこなわれるようになりました。
お祭りの起源は平安時代中期の一条天皇の時代、疫病が流行したためこの南新宮社で疫病の退散を祈ったところ疫病がなくなったことから、病気の退散を願い毎年行事をおこなったのが熱田祭になったそうです。
古来より祭りには山車が使われていました。
その後巻藁船へと変わり1973年まで出されていましたが、現在では熱田神宮にある「献灯まきわら」にその姿を変えています。
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奉納行事としては、献花式や花火、献灯巻わら、弓道、相撲、柔道、剣道、熱田神楽、巻わらみこし、子供獅子などのほか写真コンテストなどの文芸や、のど自慢コンクールなどの演芸もおこなわれます。
地元ではこのお祭りで浴衣を着る習慣があり、うちわを持って露店をまわり、花火を楽しんでいます。
現代では、そんな初夏を告げる風物詩となっているのが、熱田祭です。
【熱田祭2019】屋台の出店状況は?
熱田祭に欠かせないのが屋台です!
熱田祭には前夜祭というものがあり、お祭り前日の4日から多くの屋台が出て賑わいます。
熱田祭りの屋台の数
屋台の数は200〜300店くらいなんだそうです。
ざっくりしすぎててごめんなさいm(__)m
熱田神宮の境内や神宮参道あたりに所狭しと屋台が出店するので、その混雑ぶりは想像以上と感じる方もいらっしゃいます。
熱田祭りの屋台の種類
お祭りの定番は全てあると思っていいでしょう。
お好み焼き、焼きそば、たこやき、広島焼き、フランクフルト、リンゴあめ、わたあめ、バナナチョコ、フライドポテトなど定番だけでもかなりの種類があります。
定番メニューも捨てがたいのですが、進化系の屋台も興味をそそられますよね。
チュロス、玉子せんべい、揚げパン、じゃがバター、焼き小籠包、きゅうりの1本漬けなど素通りできないような屋台も軒を連ねます。
最近の注目は電球ソーダ。
ぜひ屋台で見つけてください。
食べ物だけではありません。
金魚すくいや射的、お面など昔ながらのものの他にも、アクセサリーやキャラクターグッズなどの出店も多くなっています。
熱田祭りの屋台の時間
前夜祭が行われるのが午後2時から午後9時までで、この時間に屋台も登場します。
そして本祭がおこなわれる午前10時から午後9時まで屋台も営業。
ただし花火大会が雨天で次の日に延期になった場合は、一部の屋台しか出店しないのでご注意ください。
また早い屋台だと前々日の3日から営業しているところもあるそうなので、お祭り気分を先取りしてみるのもいいかもしれませんね。
前夜祭では素人のど自慢コンテストなども開催されています。
浴衣姿にうちわを持って、屋台巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
【熱田祭2019】花火の穴場スポットは?
中部地方でもっとも早い花火大会として心待ちにしている人も多い熱田祭の花火大会、およそ1,000発もの花火が打ち上げられます。
さて、打ち上げ場所はどこ? 穴場スポットはあるのでしょうか?
【熱田祭り】花火の打ち上げ場所
花火は6月5日午後7時40分から8時30分頃まで、およそ1,000発打ち上げられます。
打上場所は熱田神宮公園で、花火大会中は立ち入り禁止となるのでご注意ください。
熱田神宮公園:名古屋市熱田区旗屋1-10-45
お祭りの会場である熱田神宮からすぐ北にある大きな公園で、堀川に面しています。
熱田神宮公園に近すぎても花火は見えにくいので、ちょっと離れたところからのほうが見やすいと思います。
穴場の花火鑑賞スポット
熱田神宮境内からは木が多すぎて花火は見えにくいので、これからご紹介するスポットなども参考にしてください。
白鳥公園
敷地も視界も広いのがこの白鳥公園。以前よりも知名度が上がり鑑賞する人が増えたため、何時間も前から場所取りする人も多いようです。
敷地が広いので花火を見れないということはないと思いますが、ゆっくり花火を楽しみたい方は、別の場所の方がいいかもしれませんね。
名古屋国際会議場
熱田神宮公園の川を挟んだ向かいにある、名古屋国際会議場の南側にある広場もオススメです。
白鳥公園のすぐ北側にあり、白鳥公園よりは比較的混雑していませんが、ところどころ木が邪魔をします!
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花火がキレイに見えるスポットを探してみてください。
またここから白鳥公園に続く堀川沿いの遊歩道も定番スポット。
混雑しますが、近くでご覧になりたい方にはオススメです。
イオンモール熱田店
打ち上げ場所からは少し離れますが、ここの屋上駐車場もスポットになっています。
入庫から3時間までは無料で、2,000円の買い物でさらに2時間無料になります。
花火大会当日は屋上を開放しているようですので、車じゃなくてもOKですし待ち合わせ場所としても使えそうですね。
コジマ×ビックカメラ熱田店
白鳥公園の近くにあり、周りに高い建物がないので花火もしっかり見えますし、駐車場も500台停めることができます。
車で行くなら穴場かもしれませんね。
ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋
ゆっくり落ち着いてご覧になりたい方にオススメなのがこのホテル。
花火大会のための特別ディナープランや宿泊プランが毎年あるので、ちょっと贅沢に花火をご覧になってみてはいかがでしょうか。
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花火大会は6月5日が雨天の場合、翌日の6日に順延されますが、その日も雨天なら中止となってしまいます。
花火大会開催中は公園内立ち入り禁止です。
ルールを守って花火をお楽しみください。
まとめ
名古屋市にある熱田神宮で毎年6月5日におこなわれる熱田祭は、古くは疫病の退散を願って始まったといわれています。
屋台は前夜祭と呼ばれる6月4日から出店され、熱田神宮の境内や参道も屋台で埋め尽くされます。
お祭りのラストを飾るのが花火大会。
打ち上げ場所の熱田神宮公園内は立ち入り禁止となりますので、他のスポットでご覧ください。
地元の人たちは浴衣を着てうちわを持って訪れるというこの熱田祭。
奉納行事、屋台、花火・・・あなたは何を目的に出かけますか?