いよいよ暑くなり始めてきたんで、今年は自宅で”水出しコーヒー”を作ってみようと思うんです。
なぜかと言うと、喫茶店とかコーヒーショップとかのメニューで、アイスコーヒーとは別にこれ見よがしに”水出しコーヒー”って書かれてるじゃないですか?
あのメニュー表を見るたびに、水で出してるだけなのにそんなに違うのっ?!
って思いながら、なぜか夏限定のメニューなんで注文してみると、「確かにうまい!」
明らかにアイスコーヒーとは、一線を画するおいしさですよね。
本当に水で出すだけでいいなら、自宅で作ったら毎日おいしいおいしい水出しコーヒーを楽しめるんじゃないかと思ったんですよ。
そこで、今回のテーマは”自宅で作る水出しコーヒーを簡単においしくする方法”です。
水出しコーヒーにはミネラルウォーターがマスト
結論から言うと、自宅で水出しコーヒーを作るときは水道水ではなくミネラルウォーターを使うことをマストです。
ミネラルウォーターを使うだけで、お店で出てくるおいしいおいしい水出しコーヒーに早変わり!
もうお店に行かなくても、ご自宅であのおいしさを毎日楽しめるんですよ!!
なぜか夏限定メニューなので、アイスコーヒーよりもちょっとお高めですからお得感満載ですよね。
ミネラルウォーターと水道水の違いは?
そもそも筆者が”水出しコーヒー”の水について考えたのは、自宅の浄水器のフィルターを交換したんです。
これでけっこう味が変わるのかなぁ?と思ってたんですが、飲んでみると普段ペットボトルで飲んでいるミネラルウォーターの方が違和感なく飲めるんですよ。
もちろん、飲み慣れているって言うのもあるとは思いますが、なんとなく飲みやすい。
そして、”水出しコーヒー”を自宅で作ろうと思ったときに、こんなことを考えたんです。
まぁ、夏の風物詩でもある”冷たいお茶”は水道水でもいいですよ。小さい時からそうでしたから、逆に飲み慣れています。
しかし、”水出しコーヒー”で目指す基準値は、お店で出てくるおいしいおいしい水出しコーヒーです!アイスコーヒーよりちょっとお高めのね。
そう考えると、水道水(たとえ浄水器を使っていたとしても)よりも、ミネラルウォーターの方が簡単に”お店の味”に近づけるのではないかと考えたんですよ。
ミネラルウォーターの方が水道水よりおいしい
水道水には消毒のために塩素が加えられています。安全を保つために必要で人体に影響が出ない量ですが、塩素の臭いが気になるという人にとっては、ミネラルウォーターの方が水道水よりもおいしく感じられるでしょう。また、ミネラル成分のバランスによってミネラルウォーターの味は変化します。硬度や原水を比較して自分好みの水を探すことができるのも、水道水にはない良さです。
(出典:kiralaより)
このように沸騰させても、カルキ臭はが消えないのでミネラルウォーターの方がおいしいと言えます。
やっぱり臭いって味覚にすごく影響する部分なので、関係は深いということですね。
水道水は煮沸しないと塩素やカルキ臭が抜けない
ご存知のように、水道水には塩素が含まれていてカルキ臭がします。
沸騰させることでカルキ臭を多少抑えることはできるものの、やはり臭いは残ります。
また、汲み置きした水や何回も沸騰させた水は二酸化炭素が飛んでしまって本来の味がなくなるそうです。
ポットの入れっぱなしの常温の水も二酸化炭素が飛ぶ原因になるそうなので、蛇口から出た水をそのまま沸騰させて飲むのが一番良いそうなので、ホットコーヒーの時には気をつけてください。
たまに、残ったお湯を再度沸騰させる時ありますもんね。
と言うわけで、”水出しコーヒー”を自宅で作ろうと思うと、そもそも水道水ではおいしくできないようになっているようです。
ミネラルウォーターは硬水と軟水を選べる
硬水のメリットとデメリット
硬水のメリットやデメリットには以下のようなものがあります。
【メリット】
便秘解消効果が期待できる
マグネシウムは下剤に使われていることもあり、マグネシウムを多く含む硬水は、消化器系に影響を与えて便通を良くする効果が期待できます。便秘気味の人が硬水のミネラルウォーターを飲むことで、便秘が改善されるケースもあります。そのためダイエットをしている方が好んで飲まれているようです。
洋風の煮込み料理に適している
硬水には肉の臭みを消したり、煮込んだ時にアクを出やすくしたりする働きがありますが、和風の旨味成分といわれるアミノ酸やたんぱく質もアクとして出てしまうため、洋風の煮込み料理に適していると言われています。
動脈硬化の予防
カルシウムやマグネシウムが多く含まれている硬水には、血液をさらさらにする効果があると言われていて、動脈硬化を予防して、心筋梗塞や脳梗塞といったリスクを減らすことが期待されています。
【デメリット】
結石のリスクが高まる
腎臓の機能に問題がある方が硬水を多量に摂取すると、硬水に含まれているカルシウムをろ過しきれないため、結石のリスクが高くなります。
お腹がゆるくなる
胃腸が弱い人の場合は、硬水に多く含まれるマグネシウムの影響でお腹がゆるくなってしまうこともあります。
素材の風味を活かしたい料理に適さない
硬水に多く含まれているマグネシウムには独特の苦みと風味、香りがあるため、料理の味付けの邪魔になることも。紅茶や珈琲など香りを楽しみたい飲料や、素材の風味を活かしたい料理には適していません。
軟水のメリット、デメリット
軟水のメリットとデメリットには以下のようなものがあります。
【メリット】
日本料理に適している
日本料理は素材を活かした繊細な味付けを魅力としています。軟水は基本的に無味無臭ですから、日本料理や香りを楽しみたい飲み物には最適です。
赤ちゃんや小さな子どもでも安心
軟水はマグネシウムの含有量も少なくお腹にも優しいため、赤ちゃんや小さな子どもにも安心して与えることができます。しかし、硬水にはマグネシウムが多く含まれていて、胃腸に大きな負担がかかってしまうため、子どもの飲用としては適していません。
肌や髪に優しい
軟水は肌や髪にも優しく、身体や髪を洗っても心配はほとんどありません。硬水で体や髪を洗うと、カルシウムイオンやマグネシウムイオンの影響で、肌がつっぱったり髪がパサパサしたりすることがあります。
泡立ちが良い
軟水は硬水と比べて石鹸や洗剤の泡立ちが良いのが特徴です。
【デメリット】
ミネラル補給はできない
ミネラルには便秘やむくみを解消したり、筋肉の痙攣や足がつるのを予防するなどの効果がありますので、日頃から一定量摂取する必要があります。現代人が不足しがちと言われるマグネシウムやカルシウムなどのミネラルが少ない軟水では、多くの摂取は望めません。
日本の水道水は軟水ですので、日本人の味覚には軟水が合っていると言われています。また、マグネシウムイオンの含有量が多い硬水は人によって体に合わないこともあるので、毎日の飲むお水としては軟水の方が良いでしょう。アクアクララのお水は硬度29.7mg/Lの軟水ですので、赤ちゃんからお年寄りまで安心して飲むことができておすすめです。
(出典:アクアクララより)
このように日本人の生活は軟水に慣れしたんでいると言えます。
ここ数年は、硬水も一般的に販売されるようになってきていますが、たくさんある銘柄の中からご自身に合う銘柄を見つける必要があります。
しかしながら、硬水を買ってしまうと普段の料理にはあまり向かないようなので注意が必要ですね。
ミネラルウォーターをどう選ぶ?
やっぱり”水出しコーヒー”を自宅で作る時に、簡単に作るにはミネラルウォーターがマストっていうことですね。
そのミネラルウォーターの中でも、硬水と軟水の区別があって、軟水よりもさらに柔らかくなると超軟水って言うのもあるようです。
↑↑↑こちらのサイトでは、コーヒーのプロが水の違いを飲み比べています。
ここを見ると、やっぱり飲み慣れている軟水が日本人の口には合うっていうことですね。
ヨーロッパでは超硬水が通常なんで、エスプレッソ文化が栄えたようですから、好き好きとはいえ我らが”水出しコーヒー”を楽しむには、飲み慣れた軟水のミネラルウォーターが最適です。
まとめ
いかがでしたか?
水出しコーヒーを自宅で作られる場合は、ぜひミネラルウォーターを利用してみてください。
”お店の味”がご自宅で楽しめると思いますよ。よく冷やしてくださいね。
軟水のミネラルウォーターは、普段スーパーやドラッグストアで安く売られているアルプスの天然水とかで大丈夫です。まずは1本、安いお水を買ってくるだけで、簡単にご自宅で作る水出しコーヒーをおいしくできますよ。
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