新社会人になると、同期の仲間や会社にやってくる生保レディから保険の話を耳にする機会が出てきたんじゃないですか?
今まで考えて来なかったけど、けっこうみんな考えているんだな。なんて感じているかもしれません。
そんなあなたに、これまで3度ほど保険について真剣に検討したアラフォー世代の筆者が、いま若い新社会人の世代にとっての保険の必要性を解説していきます。
【新社会人】保険はどうやって加入する?
新社会人という新たな門出を迎えて毎日いっぱいいっぱいの生活を送っていますか?
あなたは今、成長の真っ只中です。
数ヶ月すると慣れてきて余裕が出てきますので、安心して毎日を一生懸命取り組んでいきましょう。
さて、本記事をご覧になっているということは保険加入について悩んでいる状況かと思います。
そもそも保険の加入ってどうやってするかご存知ですか?
以下にまとめるので、確認しておきましょうね。
生保レディからの勧誘
最近はどこの会社もセキュリティが厳しくなって、入室管理がされているところが多いと思いますが、各保険会社の生保レディが出入りに業者としてパンフレットを持ってきたり挨拶回りでやってきたりします。
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この時に、上司が保険契約しているなんてことになると、新入社員を紹介するっていう流れになったり、生保会社も新入社員を連れて来て新人同士挨拶をさせるように仕向けることでキッカケ作りになり、契約に発展していくことがあります。
きっと若いあなたなら、クルッと丸め込まれてしまう可能性があるので要注意!
ノリで押し切られることのないようにしましょうね。
親の友人からの勧誘
このパターンも結構あるかと思います。
お母さんの友達で生保レディをやっている人いませんか?
こういう人は、入学・卒業・就職などのライフイベントのタイミングを押さえているので、絶妙のタイミングで話を持って来ます。
そして、お母さん経由で話が来るのでなんとなく納得してしまうパターンが多いですね。
会社が契約している保険会社や共済の斡旋
比較的規模の大きな会社だとグループ会社に保険を取り扱う会社があったり、主要保険会社と法人契約している場合があったり、少し割安でお得な保険があります。
しかしながら、選択肢が限定されてしまうという点は意識しておく必要がありますね。
どの業界でもそうですが、新興企業がどんどん出て来ますから、費用面・内容面を考慮すると世の中には良い商品がある可能性があります。
ファイナンシャルプランナーに相談する
ファイナンシャルプランナー(FP)という資格は聞いたことはありますよね?
2000年ごろから注目され始めて、そろそろ一般的になって来ているので耳にしたことはあるはず。
簡単にいうと、お金の専門家です。
その中でも保険業界には特に多い専門職の方々です。
各保険会社の所属する方や、保険会社に縛られず多種多様な保険商品の中からあなたに最適なものを提案してくれるところ会社もあります。
おそらく後者の方が、多くの方にとって求めるサービスではないでしょうか。
素人がいくら調べても比較検討する項目や要素に気づけないこともあるので、考え方やポイントを理解するためにプロに相談することは必要です。
↑↑どこにどうやって相談したらいいのかわからない方は、コチラから相談可能です!
【新社会人】各種保険の必要性を考える
一口に保険といっても、現代では様々な種類があります。
多分聞いてもわからない保険もきっとあるはず。
そんな数ある保険商品の代表格と言える、医療保険・がん保険、生命保険、貯蓄型保険についてどのような考え方が必要かをまとめます。
プロが”身内だけ”にこっそり教える 最強の保険選び [ 都倉健太 ]
医療保険・がん保険
保険の中でも、王道中の王道ですよね。
医療保険・がん保険とも言えることですが、「いつ起こるかわからないことに備える」というキーワードがあります。
きっといつかは必要なんでしょうが、まだまだ若いあなたに必要ですか?
考えてみてください。
あなたの周りに、同じぐらいの年齢で入院したり、ガンになったりという方はどれぐらいいるでしょう?
確率的にはかなり少ないと思います。
最近では、入院するなんてかなりのかなり珍しいとも言える状況なんですよ。
それなのに、入院日額5千円とか1万円の保障のために毎月数千円払っていくのってどんなものなんでしょうか?
特に今まで健康で、自分自身の身体に自身のある方はまず加入する必要はないでしょう。
万が一何かあっても、親御さんが出してくれることは考えられませんか?
(ヒドイ場合には、医療保険とがん保険を別々に加入している場合)
基本的には、医療保険に特約としてガンをつけた方がお得です。
医療保険についても、最近は手術をしても数日という単位で退院になるんですよ。
だから、1ヶ月入院とかをほとんど無いような期間を想定するよりも、日頃から健康的な生活を意識した方が良いですよね。
生命保険(収入保障・就業不能保険)
定義の話になりますが、保険の中に「死亡保障」と「生存保障」という2つの分類から考え始めます。
その中で、多くの保険が属するのが「生存保障」です。
読んで字の如く、亡くなった場合に保障されるのが「死亡保障」
生きているうちに発生するリスクに対して保障されるのが「生存保障」
ですので、昔からよく耳にする「生命保険」は、「死亡保障」になるわけですね。
そこで考えたいのが、あなたに今現在「生命保険」が必要か?ということです。
正直、必要ないんじゃ無いでしょうか。
おそらく親御さんがあなたに対して生命保険を掛けていらっしゃると思います。
(おそらくほとんどのご家庭がそうだと思います)
生命保険の保険金をだれが受け取るかという問題は、おそらく結婚してから考えるべきことになって来ますから、まだ独身という方には早いでしょうね。
それに対して、「収入保障」や「就業不能保障」といった保険商品があります。
このあたりは真剣に考えてみる価値がありそうです。
内容としては、可能性が低いとはいえ何か病気や事故にあって就業できなくなった時に保障が受けられるというもの。
(ちなみに、死亡した場合には生命保険となることが多いです)
なぜ可能性が低いのに考える必要があるかというと、あなたはまだまだ若い。
その分、万が一のことがあった場合の先も長いということです。
場合によっては、何十年という可能性もありますから、もちろんただの生命保険だけよりも保険料は高くなりますが検討してみる価値はあるかと思います。
貯蓄型保険
現実的には、若いあなたが考える必要がある保険とも言えます。
貯蓄型保険とは、万が一の時の死亡保障がありながら、満期時(60才や65才)まで生きていた場合プラスαが付いて戻ってくるもの。
中には、高度障害なども保障の対象になることもあるので、それは各保険商品の確認が必要です。
また、特に注意して欲しいのは、数年という単位で解約すると貯蓄していた保険金が大幅にマイナスになってしまうということ。
(早期解約の場合は、払込保険料の70%ほどになることもあります。)
そんなことから、もし貯蓄型保険を契約する場合は、この先10年15年は払い続けるという強い意志が必要になりますから、要検討です。
【新社会人】外貨建て保険は必要か?
保険商品について調べると、「外貨建て」という商品を目にすることがあるでしょう。
最近、人気なので特に目にする機会もあり、賛否両論の意見があると思います。
カンタンに説明すると、保険料と保障を日本円ベースで計算するか、都度その時の為替に応じて計算するかという違いです。
ですので、毎月支払い保険料が変動するということなんですよ。
米ドル建てや豪ドル建てなど多くの商品がありますが、若いあなたに1つだけ忠告があります。
ハッキリ言って、新社会人になりたてのアナタの手取りは多くないでしょう。
その中で、保険に月々1万円と仮に考えたとしても、ちょっとした為替変動で次の月は1万2千円です。
とか、契約した頃から社会情勢が変わって月1万1千円ですとなるとキツいですよね。
だから、まだ若いうちは外貨建て保険を考えるのはあまりオススメしません。
ほんのちょっとと思うかもしれませんが、これから友人の結婚式に招かれたり実家への帰省費用など色々と今までに見えなかった費用が発生します。
そう考えると、手堅く円建ての保険で検討を進める方が良いかと思いますね。
まとめ
いかがでしたか?
新社会人となったアナタが保険加入について悩んだ時に参考にしていただけるようにまとめました。
医療保険やがん保険は、ご自身の健康への自信を鑑みる。
単純によく耳にする生命保険を考えるより、収入保障や修行不能保障、または、貯蓄型保険を検討するということです。
そして、外貨建て保険はまだ若いうちは支払いが苦しくなるリスクが大きいよというお話でした。
いよいよ分からなくなったら、やっぱりプロに相談してみることをオススメします♪