「さあ、紅葉狩りに行ってみよう! 」
そう思ったとき、あなたならどこへ行きますか?
わたしが今一番気になっているのが清水寺です。
境内いっぱいに彩る1,000本といわれる紅葉、見たことがないわたしは気になって仕方がありません。
しかもライトアップされるとか!
そんな清水寺の紅葉情報についていろいろと調べてみました。
わたしと同じく、清水寺の紅葉が気になっている方の参考になれば嬉しいです♪
清水寺とは?
清水寺は京都の中でも大人気の観光スポットで、世界遺産にも登録されているほか、重要文化財もたくさんあります。
本尊は千手観音で、広隆寺や鞍馬寺とともに古い歴史を持つ寺院です。
古いってどのくらい?
と気になったので調べてみましたが、清水寺が開創されたのはなんと778年なんだそうです。
っていうことは今から1200年以上前・・・歴史オンチのわたしにはさっぱり見当もつきません(笑)
この778年は奈良時代の終わりの頃で、その前が飛鳥時代。
そして奈良時代の次が平安時代です。
そして平安時代(794年〜1185年)の次は鎌倉時代(1185年〜1333年)と続きます。
年号を暗記するのに「いい国(1192)作ろう鎌倉幕府」と覚えた記憶があるのですが、鎌倉時代は1185年から???
なんと歴史が変わって1185年からになったそうです。
そんなことってあるんですねぇ〜、びっくりしちゃいました。
驚きのあまり話がそれてしまいましたが、清水寺がどれだけ古い歴史を持っているのかが、なんとなくお判りいただけたのではないでしょうか。
もっと驚くことに、この清水寺の始まりを記した書物があるそうなんです。
そのお告げのとおり、賢心は北へと向かい京都の音羽山で清らかな水が湧き出る滝を見つけました。
そこで行叡居士(ぎょうえいこじ)と出会った賢心は、観音力があるという霊木を託され、それ以降音羽山の観音霊地を守るようになったーというものです。
歴史が古いが故、これまでになんと10回もの大火災に見舞われているそうです。
その度に再建され、1994年に世界文化遺産のひとつとして登録されました。
また、清水寺は観音霊場のひとつでもあり、年中多くの参拝者が訪れています。
そんな魅力たっぷりの清水寺ですが、今回わたしが注目したのが紅葉です。
清水寺は桜の名所ですが紅葉もとても美しいところで、特にライトアップされる紅葉は見たことがないので一度は見てみたいと思っています。
【清水寺】基本情報
TEL: 075-551-1234
FAX: 075-551-1287
開門はシーズン通して朝6時からです。
閉門は夕方6時、もしくは6時半までと季節によって違います。
紅葉のシーズンは夕方6時まで、ライトアップ期間は受付が夜9時までです。
【清水寺】アクセス
【JR京都駅から行く】
市バス206系東山通北大路バスターミナル行き、もしくは100系清水寺祇園銀閣寺行きで、降りる場所は五条坂になります。そこから徒歩で10分です。
京都バス(平日は運休)18系大原行きで五条坂で下車してください。
【阪急電鉄 河原町駅、もしくは京阪電鉄 祇園四条駅から行く】
市バス207系東福寺・九条車庫行きで清水道下車、徒歩10分です。
京阪バス83、87、88系統などは清水道、もしくは五条坂で降りてから徒歩10分になります。
【京阪電鉄 清水五条駅から行く】
徒歩で25分くらいです。
【京阪電鉄 七条駅から行く】
市バス206系統東山通北大路バスターミナル行き、もしくは100系統清水寺祇園銀閣寺行きで五条坂で下車、そこから徒歩10分です。
【車で行く】
清水寺そのものに専用の駐車場はありませんが、近辺には多くの有料駐車場があります。
京都市市営駐車場(075-561-4601)などもありますが、紅葉時期は混雑真っ盛り。
公式サイトでも公共交通機関やタクシーを利用することを推奨していますね。
ちなみに、京都駅からは3.5キロあり、タクシーを利用するとだいたい1,200円くらい。
歩くとなると40分〜1時間くらいかかるので、到着する前に疲れてしまいそう(笑)
数名で乗り合わせならタクシーの方が楽かもしれませんね。
【清水寺の紅葉】見ごろと混雑状況は?
【清水寺の紅葉】見ごろはいつ?
清水寺の紅葉の見ごろは11月下旬から12月初旬にかけてだそうです。
およそ1,000本ものヤマモミジが11月中旬くらいから色づき始め、全山に広がる紅葉は息を飲むほどの美しさだといいます。
紅葉の期間は短いので、混雑状況についても確認しておいた方がいいでしょうね。
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【清水寺の紅葉】混雑状況は?
混雑します!!
しかもずっと混雑していると思っていてください!!
なかでも特に混雑が予想されるのが11月下旬で、開門にも行列ができるそうです。
それならむしろ開門から少し遅い7時〜9時くらいの方がスムーズに入れるかもしれません。
もうひとつの狙い目は、閉門少し前の時間、夕方4〜6時くらいがオススメのようです。
ライトアップは受付が夜9時までで、終了時刻は混雑状況を見て変わるようですが、概ね9時半くらいまでとなっています。
混雑と聞いてうんざりしているあなたに、混雑を少し避けられる2つの情報をご紹介しましょう。
1 12月に入ると人混みが緩和される
2 入場するときは、清水坂より茶碗坂のほうが人混みは少なめ
これらの情報を組み合わせると、一番人混みを避けられるのは次の方法です。
”12月の平日、ライトアップ受付終了間近の夜9時頃、茶碗坂から入門する”
が最も人混みを避けられそうですので、混雑が超苦手、という方はお試しください。
【清水寺の紅葉】ライトアップ期間はいつまで?
【清水寺の紅葉】ライトアップ期間
期間:2019年11月16日(土)〜12月1日(日)
時間:17:30〜(受付は21:00終了)
【清水寺の紅葉】料金
拝観料はこのようになっています。
本堂拝観料:大人400円・小中学生200円
秋の夜の特別拝観料:大人400円・小中学生200円
成就院庭園特別公開拝観料:大人600円・小中学生300円
2017年度は昼夜入れ替えなしだったので、2018年度もライトアップの時間前に入門した場合、そのまま境内にいることができると思われます。
ただし、「成就院庭園特別公開拝観料」は別途600円かかります。
この「成就院庭園特別公開拝観料」は「月の庭」と称された京都でも屈指の庭園です。
特別公開は年に春と秋の2回しか行われないので、ぜひとも行ってみたいスポットですね。
【清水寺の紅葉】紅葉の見どころは?
世界中から拝観者が訪れるという清水寺ですが、その寺域は約13万平方メートルもあるそうです。
これは東京ドームのおよそ2.8個分にも相当するようなので、ボーッと見に行っても見たい場所にたどり着けない、という不安がよぎっています(笑)
絶対外せない紅葉スポットは、しっかりと頭にインプットしておきましょう。
わたしがもっとも気になっている紅葉の絶景ポイントはこんな場所です。
【清水寺の紅葉】仁王門
まずは「赤門」とも呼ばれる、正門である仁王門です。
幅はおよそ10メートル、奥行きも5メートルもある堂々とした門で、1966年に重要文化財に指定されました。
ライトアップ時間にこの仁王門から中に入って、まず目を引くのが青い光線。
これは観音様の「慈悲の心」を表しているそうです。
境内のどこからでも見ることができるとのことなので、この「慈悲の心」にもぜひ心を寄り添わせてみたいですね。
この仁王門から入り、昼間であれば目に入るのが、三重塔とその周りに広がる紅葉です。
【清水寺の紅葉】三重塔
国内最大級といわれる高さが31メートルもある三重塔は、京都の街からも見ることができる、いわば清水寺のシンボルともいえる重要文化財です。
ここもライトアップされるので、ぜひとも抑えておきたいスポットのひとつ。
昼間見ても美しい三重塔ですが、ライトアップされたその幻想的な姿と紅葉とのコラボレーションは絶対見なきゃ損だと思います!
そしてそここら本堂へ続く轟門を潜って、次に行くのはあの清水の舞台です♪
【清水寺の紅葉】清水の舞台
あまりにも有名すぎる「清水の舞台」とは、清水寺の本堂のことです。
決死の行動を”清水の舞台から飛び降りる”と表現されていますが、この本堂は断崖に建っていて京都の街を一望することができます。
昼間ならそこから見下ろす紅葉には、太陽光が反射して輝いて見えるとか。
ところが残念ながら本堂は現在工事中で、2020年まで足場が組まれるためここからの紅葉は見ることはできません。
しかしながら紅葉そのものに変わりはありません。
50年ぶりの工事ということで、めったにない足場が組まれた本堂と、紅葉とのコラボレーションを愉しめるのも今だけですよね。
まとめ
いかがでしたか?
2019年の清水寺の紅葉のライトアップ期間は11月16日(土)〜12月1日(日)で、時間は17:30から(受付は21:00終了)です。
個人的にわたしが行きたいスポットとして”仁王門”、”三重門”、”清水の舞台”の3箇所をピックアップしました。
他にも見どころはたくさんあるので、時間の許す限り紅葉をご堪能ください。
とみかく油断しないでください!
間違いなく清水寺の紅葉シーズンは混雑します!!!
口コミではディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパン並みの大混雑だそうです。
とはいえ京都の中でもトップクラスといわれる清水寺の紅葉、時間に余裕を持って心ゆくまで紅葉を満喫しましょう♪
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