「こうのす花火大会」は、埼玉県鴻巣市の河川敷で毎年おこなわれている花火大会です。
地元商店や経営者からなる「鴻巣市商工会青年部」がボランティアで主催。
鴻巣市の商工業の発展と、子どもたちに夢や希望を与えたいという願いから開かれています。
この「こうのす花火大会」といえば、ギネス認定されたことで有名になりました。
何が認定されたかというと、世界で一番重い花火が打ち上げられたからです。
さて、どんな重さの花火が打ち上げられたのでしょうか?
今回はそんな「こうのす花火大会2019」についてご紹介させていただきます!
わたしが気になっているのが、花火大会の前に開催される航空ショーです。
さて、その概要とは???
【こうのす花火大会2019】日程・アクセス・駐車場は?
「こうのす花火大会」が開催される鴻巣市は、埼玉県の東部中央にある市です。
花火大会は鴻巣市の西側を流れる荒川河川敷でおこなわれます。
まずはこの「こうのす花火大会」の歴史や日程など、概要についてご紹介させていただきます!
【こうのす花火大会】歴史は長い?
「こうのす花火大火」がスタートしたのは2002年。
鴻巣商工会青年部が立ち上げ、年を重ねるごとに規模が拡大してきました。
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スタートが2002年ということで、こういった行事は普通「歴史のある」なんてご紹介するのですが、胸を張って「歴史は浅い花火大会」です!と、ご紹介させていただきます(笑)
「こうのす花火大会」が開催されたのは、「自分たちの街を自慢できるものにしよう」という願いから。
運営や協賛金集め、それに清掃に至るまで鴻巣商工会青年部が全て音頭を取り、地域と一体になって作り上げてきました。
さきほど軽く「歴史の浅い」なんて申し上げましたが、2019年で18回を迎えます。
行政などには頼らず、およそ50名の青年部員によって運営される全国でも珍しいという花火大会。
そんなハンドメイドの花火大会を、18年続けるってよく考えるとすごいことですよね。
失礼なことを申し上げて、大変申し訳ありませんでした。
そんな努力の甲斐があり、現在では市内から多くのボランティアが参加しているそうです。
市民が、みんなで作り上げている「こうのす花火大会」。
全国的に有名になったのが、2014年に世界で一番重い花火が打ち上げられたことでギネスブックに認定されたことです!
市民による手作りの花火大会で、こんなことができるって素晴らしいですよね♪
みなさんが真剣にこの花火大会に取り組んでいるからこそ、できることだ思います。
こうのす花火大会実行委員長はこのようにコメントをしていました。
協賛金集めや花火師さん、それに屋台の手配など全て手作りです。
それぞれの役割の中で、ベストだと思ったことを自分の責任で動かしていくというスタイル。
みんな自由人なので(笑)いい意味でプライドも強く誰も手を抜きません。
どうせやるならだれにも真似できないことをやる、それが四尺玉を打ち上げることだったんです。
引用元 https://www.saitamatsuri.jp/matsuri/kounosu_hanabi/interview/
青年部のみなさんが市民を巻き込み、大きくなってきた「こうのす花火大会」。
これからもきっといろんなことを仕掛けてくるのではないでしょうか。
【こうのす花火大会2019】日程と来場者数と打ち上げ数
【こうのす花火大会2019】日程は?
埼玉県で人気ナンバーワンといわれる「こうのす花火大会」の日程はこちらです!
開催日時 2019年10月12日(土)荒天の場合翌日に順延 午後6時開会予定
開催会場 埼玉県鴻巣市糠田運動場および荒川河川敷(埼玉県鴻巣市糠田1073-1)
主催 鴻巣市商工会青年部 電話048-543-1634
【こうのす花火大会2019】来場者数は?
「こうのす花火大会」の来場者数は、Wikipediaによると例年40万人となっていますが、公式サイトによると2018年の人出は60万人となっていました。
ではこの来場者数は全国的にはどうなのか?
ということで、ジョルダンの「花火大会人出ランキング」というサイトを見てみると、なんとこうのす花火大会は60万人で15位でした!
全国で15位ってすごいですよね~。
じゃあ1位は何だったの?
そんな好奇心が旺盛なあなたのために、1位から5位までご紹介しましょう。
1位 わっしょい百万花火大会(福岡) 153万人
2位 天神祭奉納花火(大阪) 130万人
3位 おたる潮まつり(北海道)119万人
4位 長岡まつり花火大会(新潟) 104万人
5位 隅田川花火大会(東京) 95万人
引用元 https://sp.jorudan.co.jp/hanabi/rank_visitor.html
例年40万人だったものが、2018年は60万人に大幅に増えました!
もちろん天気などにもよりますが、来場者が増加しているのは間違いないのではないでしょうか。
【こうのす花火大会2019】打ち上げ数は?
「こうのす花火大会」2019年の打ち上げ数は、公式サイトによると2万発超の予定です!
この打ち上げ数についても、先ほどと同じジョルダンの「花火打上数ランキング」を調べてみました。
すると、こちらはあの隅田川花火大会などと並ぶ10位でした!
市民手作りの花火大会が、打ち上げ数で全国10位って、どれだけの努力があったのでしょうか。
来場者が増えるのも納得です。
打上数についても1位から5位までご紹介しておきますね。
1位 諏訪湖祭湖上花火大会(長野) 4万発
2位 うつのみや花火大会(栃木) 3万発
3位 泉州 光と音の夢花火(大阪) 2.5万発
3位 全国花火名人選抜競技大会ふくろい遠州の花火(静岡) 2.5万発
3位 足利花火大会(栃木) 2.5万発
引用元 https://sp.jorudan.co.jp/hanabi/rank_uchiage.html
あと5千発増やせば3位に届きます・・・
が、そんなカンタンなことじゃないですよね(笑)
花火は数の多さが全てではありません。
「こうのす花火大会2019」には四尺玉や三尺玉、それに日本一のラストスターマイン「鳳凰乱舞(おおとりらんぶ)」という素晴らしい花火が用意されています♪
【こうのす花火大会2019】アクセス・駐車場
【電車の場合】
JR高崎線鴻巣駅から徒歩35分
JR鴻巣駅から市内循環バスでおよそ6分
【自動車の場合】
関越自動車道東松山ICからおよそ40分、
首都高与野ICからおよそ1時間
東北道加須ICと羽生ICからおよそ1時間。
当日は夕方から交通規制がありますので混雑します!渋滞しますのでご注意くださいね。
また、駐車場については会場周辺に有料で用意されています。
以下の公式サイトよりご確認ください。
【こうのす花火大会2019】ギネス認定の4尺玉とは?
2014年にギネスで認定された四尺玉。
まずはその玉の大きさですが、直径はおよそ105cm。
ってことは1メートル越え!重さは約464kgなのでほぼ500kg。
50キロの体重の人が10人集まった重さですが、これが夜空に向かって打ち上げられる???
想像できますか?
でも実際に打ち上げらているんですね~。
ではここでギネスに認定された、あの四尺玉を成功までのダイジェストとともにご覧ください!
打ちあがってるとき、ちょっとヨタっとして心配してしまいました(笑)
本当に大きな花火で、感動以外のなにものでもありません!
打上高さが533メートル、花火の直径が748メートル・・・とてつもない大きさですよね!
ギネスに認定というのも、大いに納得の花火でした!
鴻巣市のみなさんの熱い思いを、この花火大会で体感してみてはいかがでしょうか。
【こうのす花火大会2019】航空ショーも見どころだ!
花火大会に合わせていろいろなイベントも開催されます。
2018年には、コスプレイベントやアイドルによるイベントなども開催され、花火大会を盛り上げました。
そんなイベントの中でわたしが注目しているのが、で2018年から始まった(これからも続けられるのかは不明ですが)航空自衛隊機T-4 による航空ショー。
入間基地の練習機によるもので、花火大会前の鴻巣の空を駆け抜けます。
昨年は午後3時から4時の間で、およそ10分ほど展示飛行がおこなわれました。
(T-4諸元)
1 全福 約9.9m
2 全長 約13.0m
3 全高 約4.6m
4 エンジン 2基
5 最大速度 マッハ約0.9(約1040km/h)
T-4は日本の航空自衛隊で使用している中等練習機でプロペラ機による初等訓練を終えたパイロットがつづいて訓練する中等練習のために製作された亜音速ジェット機。エンジンを含めた日本の純国産ジェット練習機はT-1Bについで2機種目pic.twitter.com/mfcDLJiP1y
— 軍事航空機bot (@Fighters_BOT_0) August 2, 2019
ただこの航空ショーは楽しみにしている人もいれば、快く思わない人もいるようですね。
実際に2018年の開催のときには、地元の市議らから中止を求める要請もあったそうです。
2018年は予定通り航空ショーがおこなわれましたが、今年はどうなるのでしょうか。
航空ショーも楽しみにされているなら、事前に公式サイトなどで確認されることをおススメいたします。
【こうのす花火大会2019】ギネス認定花火と航空ショーのまとめ
「こうのす花火大会2019」は、2019年10月12日(土)(荒天順延翌日)午後6時開会予定です。
2019年は打ち上げ総数2万発以上、ギネス認定の四尺玉や、三尺玉などのほか、日本一のラストスターマイン「鳳凰乱舞(おおとりらんぶ)」が目玉となっています。
会場は埼玉県鴻巣市糠田運動場と荒川河川敷。
主催や運営は鴻巣市商工会青年部による、市民の手作りで開催されている花火大会です。
手作りでありながら、2018年には来場者数が全国で15番目となる60万人にとなりました。
この年には航空ショーも開催されましたが、今年どうなるのか今後の発表に注目したいですね。
「こうのす花火大会」の最大の目玉、四尺玉が打ち上げられるところを、目の前で体感してみてはいかがでしょうか。