「加湿器が必要だ!」
そう思い立った瞬間、あなたは明日にでも欲しいぐらいになっていることでしょう。
そんな時に本記事にたどり着いていただいてありがとございます。
勇み足で失敗しないために、加湿器の選び方とカビない使い方をご紹介しますね。
【加湿器】選び方で満足度が変わる!
冬が近づいてきて最近乾燥が気になるなって思った頃には、加湿器が欲しくなりますよね。最近では、公共の場でも加湿器を置いているところがほとんどです。
自宅用を購入しようとした場合、どんなことを考えて選ぶと良いかご存知ですか?
季節アイテムなのでどうしてもお値段で選んでしまうケースが多くなりがちで、満足度が得られない可能性が高いんですよ。
同じ系統のアイテムとして扇風機とかサーキュレーターあたりがそうですよね。
これから加湿器のご購入を検討されているあなたにできるご提案は、使う部屋に応じた選び方を知ることと正しい使い方を知ることです。
あらかじめ使うシーンを想定して選ぶと、「こんなはずじゃなかった!」は防げるハズ。
そうすると、加湿器への満足度が高まる。そして、ある朝目が覚めた時の「あ、喉が痛い。風邪ひいたかも」と俯くことがなくなることに繋がっていくわけです。
これで季節アイテムへの満足度が上がると、毎日の生活がより快適になっていきますよ♪
【加湿器】正しい選び方 〜部屋の広さとタイプで考える〜
加湿器を選ぶ時、あなたは何を考えますか?
値段?サイズ?それだけではなく、どの部屋で使うのか?そしてその部屋はどんな部屋かを確認しましょう。
ここで2つのキーワードが出てきますので、ご紹介しますね。
適用床面積
「適用床面積」とは、電気屋さんでエアコン売り場に行けばわかるように、部屋の広さによってパワーが必要だということです。
加湿器は、温度を変化させるものではないのでピンとこないかもしれませんが、空気中の水分量=湿度を上げることが目的なので部屋の広さがポイントになってくるんです。
その表記の基準はこのようになっています。
さらに、そのお部屋が和室か洋室かによっても変わってくるんです!
このような対応表になるのでご確認ください。
和室5畳 | 洋室8畳 |
和室7畳 | 洋室11畳 |
和室8.5畳 | 洋室14畳 |
和室10畳 | 洋室17畳 |
和室11畳 | 洋室18畳 |
和室13.5畳 | 洋室22畳 |
和室17畳 | 洋室28畳 |
ご存知のように和室の方が密閉性が低いので、比較的ハイパワーな加湿器が必要になります。
このことから、どの部屋で使うか(和室?洋室?または、広さは?)という点がハッキリしていないと、どれぐらいの加湿器が必要なのか選べないということです。
加湿能力
今度は、加湿器の性能側からの見方で「加湿能力」というものがあります。
これはこれだけの加湿能力があるので、対応する目安の部屋の広さはこれぐらいですよという基準です。
和室5畳 | 洋室8畳 | 300ml/h |
和室7畳 | 洋室11畳 | 400ml/h |
和室8.5畳 | 洋室14畳 | 500ml/h |
和室10畳 | 洋室17畳 | 600ml/h |
和室11畳 | 洋室18畳 | 700ml/h |
和室13.5畳 | 洋室22畳 | 800ml/h |
和室17畳 | 洋室28畳 | 1000ml/h〜 |
加湿能力の基準はこのようになっています
例えば、300ml/hであれば1時間あたりに300mlの水蒸気を放出するということです。
これが加湿器がもつ加湿能力になるので、ご利用になるお部屋に適しているかを検討して選ぶ必要があります。
また、加湿器には水を入れるタンクがあります。
加湿能力を考えると大容量のアイテムの方が、水を補充する頻度は少なくて済みますがその分重たくなるので注意が必要です。
どうしても加湿器の置き場と水道までの持ち運びだけを考えがちですが、問題は蛇口から水を入れている時。片手でタンクを持ち、片手は蛇口という場面がありますよね?
なかなか男性でも片手で5kg6kg(1リットル=1kg)という重さを持つのは大変です。
1日の利用時間を考えみて、1日1回補充するぐらいのタンク容量を目安にされると良いかと思います。
【加湿器】カビない方法 〜3つのポイント〜
せっかく加湿器を買っても間違った使い方をしていると逆効果になったり、新たな問題を引き起こしたりしてしまいます。
加湿器の正しい使い方と言える3つのポイントをご紹介します。
水の種類
水道水をご利用ください。
これがなぜかミネラルウォーターや蒸留水なんかを使う方がいらっしゃるんですが、加湿器内のカビの原因となります。
ご存知の通り、日本の水道水は塩素消毒されていて微量の塩素が混ざっています。
それが加湿器内でも殺菌効果となっているんです。もちろんお手入れは必要ですが、水道水を使っている方が比較的カビの増殖を抑えられます。
寝るときは電源OFF
多くの人が誤解している点として、寝る時に加湿器をONにしておくと喉やお肌に良いということ。
これは誤りです!!
冬場の特徴として、結露でお悩みではないでしょうか?
特に寝室は、室内は暖かいのに外気は深夜の冷え込みで温度差が一番あります。
その結果、結露が発生するんですが、そこに加湿器がON担っていると輪をかけて水蒸気が増えて、結露がひどくなります。
結露が酷くなると、カビの原因になりアレルギーや喘息へ繋がっていくので要注意です。
冬場の睡眠時の乾燥を防ごうと考えるなら、濡れたタオルやお風呂で使ったバスタオルを干しておくとちょうど良い感じに空気の乾燥から守ってくれますよ。
温湿度計で管理
ここで大事なポイントです。
加湿器があるなら、とりあえず加湿しておけばいいっていう話ではないということ。
どの程度の湿度が適切なのかを見極める必要があリます。
エアコンなどで暖房をかけていると、室温が上がることによって湿度が下がっていきます。その時点で、加湿器が必要になってくるのですが、インフルエンザ対策として言われている目安湿度が50%〜60%です。
これが70%あたりまで行くとカビの発生要因となって行くので、とりあえず加湿器をつけておけばという考えでは危険です。たまに温湿度計で確認する必要があります。
(たまに冬場の内科医院ですごい湿気を感じるところがありますよね)
【加湿器】おすすめアイテム
”クレベリン”という除菌・招集もしてもらえる機能付き。
しかもこの見た目なのでご自宅に置くとオシャレ家電としての役割も果たしてくれますよ♪
【口コミ】
今日、届いたので早速、部屋で使ってみました。
デザインもいいし、部屋を暗くするとイルミネーションがきれいです。クレベリンで除菌しながら加湿。
インフルエンザ予防に最適と考えて買いました。
水のタンク容量も大きいし、静かです。
バルミューダのレインとダイソンも使っていますが デザイン、加湿性能を考えても一番気にいっています。(出典:楽天市場より)
「世界でたったひとつの〜」シリーズのダイソンの加湿器。
バクテリアが除菌できるということもさることながら、加湿器が必要ない時季は扇風機やサーキュレーターとして使える1人3役をこなしてくれるところ!
加湿能力が300ml/hとコンパクトなサイズなので、個室での御利用におすすめです。
【口コミ】
我が家のダイソン商品4つ目です。今まで使っていた加湿器が壊れてしまったのでどこのを買おうか考えてました。ダイソンのは水を除菌してくれるということなのでこちらにしました。出てくる水はミスト状でとても細いと思います。湿度を設定できるのもいいと思いました。ただ、ミストと一緒に出てくる風が冷たいのでちょっと寒いと思います。配送も2日ほどで届いたので良かったです。
(出典:楽天市場より)
即湿生と静音性に優れた商品です。
アロマオイルをセットする部分もあり、専用アロマオイルでよりリラックスしたい時には最適なアイテム。ヨガを生活の一部とされている方にも最適ですよ♪
- 【口コミ】
- 到着後水道水をタンクに入れて、すぐにスタート。
一日中つけても電気代が10円にもならないくらいなので
とてもエコです。
フィルターも週1回重曹で洗浄すれば交換なし。
水は毎日交換。
イオンも出ます。
タンクに水を満タンにすると結構重いので、(5kgくらい)
取っ手がないため注意が必要です。
水を入れるときも、注意したほうがいいでしょう。(出典:楽天市場より)
まとめ
いかがでしたか?
加湿器ってそうそう購入する機会はない商品だと思いますが、知っているのと知らないのとでは雲泥の差ですよね。
まずは、どのお部屋で使うのか検討することと、カビない使い方のポイントを意識するだけで満足度が高まりますよ♪