今年もクリスマスがやってきます!
クリスマスが近づいてくると、子供たちはサンタクロースがトナカイのソリに乗ってクリスマスプレゼントを届けてくれるのが楽しみで仕方ありません。
しかし、サンタクロースはなぜクリスマスにやってくるのか疑問に思ったことはありませんか?
また、クリスマスは世界各国で行われています。
当日はどんな料理を堪能するのか、各国で様々な料理がもてなされるでしょう。
ここでは、クリスマスになぜサンタがやって来るのか、また世界各国でクリスマスにもてなされる料理をご紹介します。
クリスマスとサンクロースの関係は?
サンタクロースのモデルとなっているのは「聖ニコラウス」と呼ばれる聖人です。
この聖ニコラウスはキリスト教に関連する人物として知られています。
もともとクリスマスはキリストの生誕祭のため、私たち日本人も、クリスマスがキリスト教に関係していることは理解しています。
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とは言え、クリスマスというイベントの中に聖ニコラウスは登場していません。
サンタクロースの起源とも言われる聖ニコラウスは、「サンタ・ニコラウス」と呼ばれており、その後「シンタ・クラース」とオランダ読みをされたことが変化し「サンタ・クロース」となったそうです。
つまり、聖ニコラウスはサンタクロースの起源なだけであり、その人物がサンタクロースというわけではないことが分かります。
また、クリスマスは日本においてもキリスト教文化がありますが、欧米諸国で行われるクリスマスとは異なる点もあります。
それは、日本独自の文化を持ち、それぞれに宗教を重んじているからです。
そして、オランダでは現在も12月6日を聖ニコラウスの祝日とし、12月25日をキリスト生誕祭とし、2回のクリスマスを実施する国として知られています。
このように、サンタクロースとクリスマスの関係は、聖ニコラウスとキリスト生誕祭が合体したためであることが分かります。
クリスマスとは
クリスマスは現代より2000年も前の12月25日にイエス・キリストが誕生し、それをお祝いしたことから広まりました。
しかし、ある諸説によると、12月25日にイエス・キリストが誕生したという記録は存在しないため、本当の真相は謎のままだと言われているのです。
それでも現在に至るまで、12月25日は「クリスマス」という文化が世界各国で定められています。
サンタクロースとは
サンタクロースはクリスマスの夜に、トナカイがひくソリに乗って現れる人物として知られています。
全身赤い服を着て、真っ白な髭をはやし、でっぷりとした老人です。
それだけは分かっていても、その人物が一体だれなのかはどこの誰にも分かっていません。
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サンタはなぜプレゼントを持って来る?
クリスマスになるとサンタクロースは煙突から家の中に入り、子供たちの枕元にプレゼントを届けに来ると言われています。
何とも摩訶不思議なお話だと思いませんか?
これにはいくつかの逸話があり、冬は雪が積もるため、玄関の扉が開かないこと。
また、家の中で神様に近い場所が煙突という考えがあること、そして、聖人が煙突からコインを投げ入れたといいます。
サンタクロースのモデルとなる聖ニコラウスが、寝静まった家の煙突に金貨を投げ入れ、暖炉に干してあった靴下に入ったことから、いつしかクリスマスツリーに下がった靴下にプレゼントを入れるというクリスマスの形に変わったそうです。
日本のクリスマス料理といえば?
日本のクリスマスも世界のクリスマスと同様、あらゆる料理でもてなす1日を過ごすご家庭も多いようです。
ここでは、日本でクリスマスに食べるクリスマス料理の定番をご紹介します。
ケーキ
なぜかクリスマスケーキという形で必ずと言って良いほど、どの家庭にも食卓に並ぶのではないでしょうか。
特に日本ではホールケーキやロールケーキをクリスマス風にデコレーションし、派手なケーキを堪能するのが主流です。
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しかしながら、欧米は意外にもシンプルなパウンドケーキが食べられているそうですよ。
最近では、日本で販売されるクリスマスケーキは素晴らしいデザインで、有名なパティシエがプロデュースしたケーキを購入することができるなど、選択肢がたくさんあります。
有名店や有名なパティシエが作ったクリスマスケーキは、数ヵ月前から予約でいっぱいになるなど、毎年たくさんのクリスマスケーキを楽しむことができます。
ローストビーフ
ローストビーフは、クリスマスにイギリスで食卓に並ぶ料理です。
日本でも定番のクリスマス料理です。
あっさりとした味わいでリッチな気分にもなり、美味しくいただけますよ。
ピザ
ピザが日本のクリスマス料理に該当するかは分かりませんが、あらゆる料理がある中でも、ピザを好む日本人は多く、クリスマス料理=ピザは結構食べられている定番料理となります。
世界のクリスマス料理をご紹介
ここからは日本のみならず、世界のクリスマス料理をご紹介します。
シュトレン(ドイツ)
シュトレンは、14世紀にドイツのナウムブルクの司教へクリスマスプレゼントとして贈ったことから始まったそうです。
シュトレンはドライフルーツやナッツを生地に入れて焼き、粉砂糖をまぶしているパンのようなケーキです。
シュトレンは食べたい量をスライスして食べます。
日が経つにつて、風味がよくなり味がどんどん美味しく変化します。
シュトレンは日本でも食べられますよ。
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ラクレット(スイス)
ラクレットはスイス名物であり、スイスにおいて定番のクリスマス料理です。
溶かしたチーズにじゃがいもやブロッコリーなどにつけて食べるとチーズの風味が口の中に広がり、とても美味しくいただけます。
ラクレットはホテルなどのレストランで食べることができることも多く、チーズが大好きな方におすすめの料理です。
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ユールシンカ(スウェーデン)
ユールシンカは、スウェーデンなど北欧の国で食べられる定番のクリスマス料理です。
これは豚のもも肉の塊を茹で、マスタードと卵黄やパン粉を混ぜ、もも肉のまわりに塗布してオーブンで焼いて食べる手軽な料理です。
お肉を豪快に食べる北欧の料理として有名です。
ミンスパイ(イギリス)
ミンスパイは、イギリスの定番料理です。
ドライフルーツや柑橘類を詰めたパイで、クリスマスに食べられるお菓子です。
イギリスでは、一口サイズに星型をかたどり焼きあげるスタイルが主流です。
ミンスパイは13世紀頃から作られ、現在は伝統的な歴史のあるパイとして食べられています。
ヨウルキンク(フィンランド)
ヨウルキンクは、フィンランドのクリスマスに定番の料理として知られています。
フィンランドのクリスマスは豚ハムをメインに使用し、厚切りのハムが食べごたえもあり、そこにマスタードを付けて食べるのが最も人気の食べ方です。
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クリスマスに私たちの教会のパイオニア、フィンランドの宣教師を思い出してフィンランドのクリスマス料理。 #ヨウルキンク #クリスマス #フィンランド #湖南市 #料理会
一度は食べてみたいものばかりですね、
今年はどれに挑戦しますか??
まとめ
いかがでしたか?
クリスマスになぜサンタがやって来るのか、また世界各国でクリスマスにもてなされる料理をご紹介しました。
サンタクロースのモデルとなる聖ニコラウスが貧しい家庭の煙突に金貨を投げ入れ、それが靴下の中に入ったことが、その後、クリスマスツリーに飾った靴下の中にプレゼントを入れるという意味に変化し、サンタクロースが子供たちにプレゼントを配るようになったようです。
また、クリスマスに日本で食べられる定番料理や世界で食べられる料理など、あらゆるクリスマス料理があることが分かりましたね。
このように見てみると、世界のクリスマス料理がとても美味しそうです。
日本でもこれらのクリスマス料理が食べられるといいですね!
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