2019年で69回目を迎える勝毎(かちまい)花火大会は、毎年8月13日に行われる地元北海道毎日新聞が主催の道内でも最大規模といわれる花火大会です。
毎年日時が決まっているので当然平日のことも多いですが、8月13日は多くの企業もお盆休みとなります。
また、夏休みが短い北海道でもまだ夏休みの期間となるので、ゆっくり花火見物を楽しめることもあり、人気となっています。
大会名の「勝毎」とは、十勝毎日新聞社からつけられました。
十勝といっても道外の人にはピンとこないかもしれませんね。
この十勝とは北海道のど真ん中から、東と南へ延びた地域のことをいいます。
2019年現在放送されている朝ドラ「なつぞら」では最初の舞台がこの十勝でした。
その昔は十勝国といい、次に十勝支庁になりました。
松山千春さんでお馴染みの足寄や、北海道で一番寒い町として知られる陸別なども十勝地方なんですよ。
この十勝地方で一番大きな町が帯広。
勝毎花火大会も帯広で開催され、道内や道外からも多くの観光客が集まり、毎年早い時間から場所取りなどで近隣は大渋滞となります。
さて、道内屈指の規模というこの勝毎花火大会、来場者はどのくらいなんでしょうか?
また、道外からいらっしゃる方のために、交通手段や駐車場、それに穴場のスポットなどについてもご紹介させていただきます!
「勝毎花火大会」であなたも北海道の短い夏を味わってみてはいかがでしょうか。
【勝毎花火大会2019】来場者数は?概要とアクセス
まずは勝毎花火大会の基本情報のご紹介です。来場者数はどのくらい?
そして飛行機や電車、車などで行く場合のアクセスについてご紹介させていただきます。
さて、勝毎花火大会とはどんな花火大会なのでしょうか?
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【勝毎花火大会2019】 来場者数など概要
日時 : 2019年8月13日(火) 打ち上げ開始19時30分 終了予定21時
※荒天の場合は14日(水)に順延
会場 : 帯広市十勝川河川敷特設会場(十勝大橋下流400メートル付近)
お問い合わせ先 : 勝毎光風社
〒080-8688北海道帯広市東1条南8丁目2 (0155)22-7555
勝毎花火大会は、北海道の帯広で開催され2万発もの打つ上げ数を誇る花火大会。
2019年で69回目を迎える歴史ある花火大会で、2019年は十勝毎日新聞創刊100年記念という節目の大会となります。
今回初となる特別なプログラムが用意されているようですよ♪
大きな十勝川河川敷が会場となり、コンピュータ制御による光や音楽で花火大会を盛り上げます。
そして圧巻のフィナーレは、錦冠(にしきかむろ)という大きく尾を引く花火の連発!
毎年恒例のラストということで、勝毎花火大会の代名詞ともなりました。
来場者数は非公開とされていますが、どうやら毎年20万人規模の人出となるそうです。
ちなみに、開催される帯広市の人口が17万人なので、やはり帯広以外からも多くの人が訪れているのでしょう。
初代の十勝毎日新聞社長の「道内で初の花火大会は帯広で」という思いで1929年に開始。
戦争などで途中開催できなかった年もありますが、1956年から始まった「帯広平原まつり」の目玉となりました。
現在ではケーブルテレビやストリーミング配信、地元のFM局による実況放送、さらには公式TwitterやUstream生配信、ニコニコ生放送でも配信され、全国どこにいても花火大会を見ることができます。
夜空から舞い落ちる錦冠の黄金の花火、ぜひ感動のフィナーレをご堪能ください♪
勝毎花火大会2019 アクセス
JR帯広駅から花火会場までは歩くと20分くらい。
道民は、歩いて5分の距離であっても車を使うのが常識(笑)なので道路は大渋滞!
帯広駅からシャトルバスも出ていますが、歩いたほうが早いかもしれませんね。
下手をするとシャトルバスを待っている間に到着しちゃうかもしれません(笑)
JR帯広駅からのシャトルバスは2018年は大人200円、子供100円でしたが、帰りのバスは運行しません(笑)どうしてなんでしょうね???
帰りは徒歩かタクシーでお帰りください。
<飛行機>
羽田からとかち帯広空港までおよそ1時間半。
空港からJR帯広駅まではバスで40分くらいです。
<電車・高速バス>
JRを利用する場合は、新千歳からおよそ2時間、札幌からならおよそ2時間30分です。
他の地方都市だと旭川で3時間半、函館からなら6時間半、釧路で1時間半くらいです。
また札幌からなら高速バスも運行、帯広まで直行で3時間半くらいで到着しますし、料金も往復だと7千円ちょっと。
往復で1万3千円くらいかかるJRと比べてもかなりお得ですね。
<車>
高速道路を利用して札幌市内ICからおよそ3時間半、千歳ICから3時間弱、どちらも音更ICで下ります。
高速道路を利用しない場合は、札幌から4時間半、旭川から3時間半、釧路から2時間、函館からだと8時間くらいかかります。
道民のわたしから少々アドバイスさせて頂くと、お盆の時期は高速道路はだいたい渋滞します!
特に帯広方面は道東道となり、有料であるにもかかわらずほとんど一車線(笑)
高速道路を使わなくても、日勝峠経由の国道274号線ももちろん渋滞しますので、時間には余裕をもってお出かけください!
【勝毎花火大会2019】駐車場はある?
勝毎花火大会の会場が河川敷ということもあり、近くに駐車場はありません。
そこで特設駐車場とシャトルバス、それに有料駐車場についてご紹介させていただきます。
特設駐車場
2019年についてはまだ公開されていません。
ちなみに2018年は2か所あり、駐車料金は無料ですがシャトルバスは有料となります。
芽室帯広IC南特設駐車場:芽室町東芽室北1線28
高速道路で行く場合に便利で札幌や千歳方面から行った場合、音更IC手前の帯広JCTから無料の帯広・広尾自動車道に入り、芽室帯広ICで下りるとすぐです。
北愛国交流広場特設駐車場:帯広市愛国町10番1
JR帯広駅から花火会場とは逆方向の少し離れた場所になります。
シャトルバス
どちらの特設駐車場からもシャトルバスは有料で、中学生以上が500円、子供が半額くらい、と思っているといいかと思います。
会場からは遠く駐車場も広い(それぞれ2,000台駐車可能)ので、早い時間に満車になるということはないようですが、夕方になるとやはり込み合います。
しかも家族5人で・・・となるとちょっとバス代がかさんでしまいますね~。
近隣コインパーキング
花火会場近くにも有料駐車場はありますが、びっくりするくらい少ないです(笑)
しかも夜10時まで、というところもあり、これも地方都市ならではの光景でしょうか。
他にも距離や規模を無視すれば有料駐車場はありますので、早めに確保しておくことをおススメします。
【勝毎花火大会2019】穴場はどこ?!
勝毎花火大会には有料観覧席があります。
<有料観覧席>
ファミリー席(定員4名)17,280円、ペア席(定員2名)8,640円、
自由席(定員1名)4,320円
また入場整理券席や一般開放席、それに障碍者席という無料席も用意されています。
詳細はこちらからご覧ください。
ほかに穴場はないの?というあなたのために、5つほどわたしの推薦場所をご案内させていただきます。
鈴蘭公園
少し小高い場所にあり、展望台からは十勝川だけではなく帯広市街も一望できる公園。
打ち上げ場所からそれほど遠くもないので、人気のスポットとなってしまい穴場感は今ひとつかもしれません。
無料一般観覧席の東側河川敷
少し花火が見えにくく歩く距離も長くなりますが、屋台などが並ぶのは西側なため、東側は意外と穴場となります。
帯広競馬場
花火会場からは離れてしまいますが、花火大会のための特別プランでビアガーデンも開かれているので、ゆっくりと花火とビールを堪能できます。
札内ガーデン温泉
ここも打ち上げ場所からは少し離れてしまい、さらに入館料670円かかりますが、ここの展望台も周りの風景が一望できるスポット。
せっかく入館料を払うので、花火のあとは温泉でゆっくりとお過ごしください♪
すずらん大橋
打ち上げ場所からは少し離れますが十勝川にかかるすずらん大橋は、花火がキレイに見られますし近くにトイレもあるのでおススメのスポットです。
以上、おススメの穴場スポット5か所をご紹介させていただきました。
近隣の道路は大渋滞となりますので、場所取りは早めにしておきましょう。
まとめ
2019年の勝毎花火大会は、8月13日(火)よる7時30分からスタートします。
来場者は毎年20万人を超えるという人気の花火大会です。
会場に駐車場はありませんが、例年少し離れた場所に無料の駐車場が用意され、そこからシャトルバスで会場まで行けます。
ただしシャトルバスは有料ですよ。
毎年進化をし続けている勝毎花火大会。
主催している十勝毎日新聞創刊100年記念となる2019年は、これまでにはなかった新しい特別プログラムが用意されているとか!
2019年だけでしか見ることができないプログラムとともに、光と音楽、花火のコラボや、感動のラストで勝毎花火大会に酔いしれてください。