いよいよ成人式ですね。おめでとうございます。
私の周辺の声を聞くと、意外と当の本人はそれほどの感慨もないようですが、成人式の時が初めて着物を着る機会だったという方も増えています。
そして、成人式→着物とくれば写真撮影ですよね。
成人式当日の流れってなかなか読めないので、前撮りをする方も増えているようですが別に当日でもいいんじゃない?という気持ちがあるのも当たり前です。
そこで、成人式の前撮りをするメリット・デメリットと親と一緒に撮るの?ということを調べました。そして先輩たちの後悔を聞いて見たので参考にしてください。
【成人式の前撮り】メリット・デメリットを考える
【成人式の前撮り】メリット
前撮りのメリットは、何と言っても時間をかけてじっくり撮影できる事です。
スタジオ内にはお洒落な背景や小物があり、衣装のレンタルも取り扱っているので、何の準備も必要ありません。
まるでモデル用の撮影スタジオで、セットが用意されているのです。
専属のヘアメークさんがスタンバイしているので、体一つでスタジオ入りすれば良いという気軽さです。
更に、近頃では、屋外に出て「外ロケ撮影プラン」なるものまで出て来ているのです。
専属のプロカメラマンを引き連れて撮影する前撮りは、まるでモデル気分です。
事前打ち合わせで完成のイメージに合ったロケーションを選択して、色々なポージングを指示されながら、夢のようなひと時を過ごせますよ。
もちろん、外ロケは室内撮影に比べ手間や人件費がかかる分、お高くなる傾向がありますが・・・。
金額がそれなりにお高い分、自分の思い描く要望が叶えられる事でしょう。
また、最近では動画撮影もあり、撮影後はデータを購入する事も出来ます。
人とは一味違った、オリジナリティーを追求したい場合は迷わず外ロケプランを選ぶのではないでしょうか。
室内にしても外であっても、前撮りであれば、時間がかかる分満足のいく写真が残せるという最高のメリットがあります。
また、既に撮影が済んでいる分、成人式当日は久しぶりに会う同級生や恩師との会話に集中する事も出来るというメリットもあります。
羽目を外して楽しい思い出も沢山出来るのではないでしょうか。
【成人式の前撮り】デメリット
わざわざ時間を割く必要がある事が、最大のデメリットですね。
すでに就職して忙しい日々を送っていて、なかなか予定が立てづらい方は、どうしても敬遠しがちになるのも無理はありません。
どうしても成人式の着付けや前撮りは、同時期に予約が集中しがちな為、一度キャンセルしてしまうと次は希望の日取りが取れるかどうかの保障は無いでしょう。
(会社には成人式っていえば、みんな温かく調整してもらえるはず!)
また、中にはあえて、当日に初めて着付けをしたいと思われる方もみえます。
事前に着付け+撮影してしまうと、着付けでの新鮮味が失われると感じられる様です。
更に、コスト面の負担は大きくなります。
当日自分で撮影すれば、割と安く済みます。
ところが、前撮り撮影を依頼すれば、当然それなりの金額が発生する事になるからです。
スタンダードなプランを選んだとしても、一旦「ヘアーセット+着付け+その他もろもろ」の料金が発生するからです。
金銭的に余裕がない方には、デメリットとなってしまう事でしょう。
【成人式の前撮り】じゃなくて当日撮りでもいいんじゃね?
「じゃあ、当日撮りでいいんじゃね?」って思われる方もいるかもしれませんね。
これも、本当に人それぞれですよね。性格というか、こだわりの違いというか・・・。
形に捉われず、とにかく手作りの思い出を残したいと思えば、自撮りや友人同士で写真を取り合う方法がピッタリです。
堅く、伝統的にきちっとした形で思い出を残したい派の方は、多少のコストや手間も惜しみませんし、反対にカジュアルな思い出を残したい派の方は、自然な自撮り写真で済ませたいと考えるはずです。
結局のところ、両者一長一短あるので、どちらが優れていてどちらが劣っているなど無いのです。
最終的に、自分の生き方や希望に沿った撮影方法が、その方にピッタリな方法であると思われます。
【成人式の前撮り】家族と一緒に撮る?
成人式の前撮りのプランは、昔に比べ多様化してきています。
親の世代の成人式の前撮りと言えば、大体2ポーズが主流でした。
もちろん、金額を増やせば3ポーズでも4ポーズでも可能ではありましたよ。
ただし、凝った背景やデザインではなく、「1人の立ち姿or椅子に腰掛ける姿+顔のアップ」の様なシンプルな構図でした。
(昔は成人式の写真は、将来のお見合い写真って言われてたんですよ)
そんな中、記念ということでもう一つ家族での集合写真が追加される事もありました。
つまり、家族と一緒に撮ること自体が正解でもなんでもなく、その家庭ごとのこだわりによりけりのところが昔からありました。
家族と一緒に撮影するメリットは、ずばり「家族記念」が残せるという事でしょう。
成人式を迎える本人だけでなく、家族の“その時”を同時に焼き付ける事が出来るのです。
現在でも、普段から1年毎に必ず家族写真を撮るというご家庭が存在します。
長年続けていく事は、なかなか実現しづらい点もありますが、とても素敵な習慣だなぁと思いますよ。
しかしながら、家族との記念写真でないと劣るかと言えば、全くそんな事はありません。
基本的に成人式の主役は20歳を迎えた本人なのです。
家族写真が理想であっても遠く離れて暮らしていたり、大所帯の場合はなかなか撮影の予定が立てづらいという問題もあります。
様々な事情がある中で、自分自身が納得した形で前撮りをすることこそが、一番の記念になる事だと思います。
【成人式の前撮り】後悔していることは?
過去の成人式の実体験を元に感じた「前撮り」に対する、様々な意見を集めてみると色々な意見がある事に驚かされます。私の周りの人たちにインタビューしてみました。
前撮りする事を勧めます。
私の周りでは、しない人を聞いた事がありません。
素人が、当日のバタバタしている中で沢山撮ったとしても、一生の記念に出来る様な仕上がりの写真が撮れるという可能性は低いと思うからです。
多少お金がかかっても、是非前撮りを勧めます。
成人式には参加したものの、前撮りの予約をし忘れて、ちゃんとした写真は残っていません。
当時は、気にしていませんでしたが、年齢を重ねると共に後悔し始めています。
自分には娘がいる為、同じ様な後悔をさせないように、前撮りをさせようと思います。
成人式自体に参加しませんでした。今は、後悔しています。
当時は、それ程成人式で着物を着る事に興味がありませんでした。
しかし、20歳を超えた今、その当時着なかった事を後悔しています。
振袖の艶やかさが引き立つのは、やはり若さです。
今、着てとしてもシミやシワが悪目立ちしてとても似合わないでしょう。
時は戻せないので、必要と感じなくても、とりあえず前撮り位はしておいた方が無難です。
親孝行出来なかったと、少し後悔しています。
20歳を迎えようとする子供の親となり思うことは、前撮りできちんとした姿を残す事が出来なかった、当時の自分に後悔しています。
親にとっては、子供の20歳というのは、重要な節目だと思います。
自分自身、親孝行の一つとして果たせなかった事を今でも少し後悔しています。
やはり、一生に一度のイベント撮影は、プロが一番。
お金もかかるし、当日の前に着付けをする時間や手間を考えると、「友達同士撮ればイイや~」なんて軽い気持ちでいました。
ところが素人同士の撮影です、ボツになる様なものばかりでした・・・。
ある程度、ちゃんとした物を残したいのであれば、手間を惜しまず、前撮りをした方が良かっ
たと、今は思います。
どうせ前撮りするのなら、何箇所か吟味してから決めればよかった!
時間が無かったので、広告に出ていた前撮り撮影スタジオを適当に選びました。
自分が思っていたデザインの着物やメイクと違っていたので、少しがっかりでした。
しっかりと事前打ち合わせがある等、納得出来る前撮りを選択するべきでした。
結婚式では、(まだ未定ですが・・・)是非、その教訓を生かしたいです。
こんな先輩たちの声を参考に、一生に一度の後悔しない成人式を迎えてくださいね♪
【成人式の前撮り】家族と一緒に撮る?公開していることのまとめ
いかがでしたか?
最初で最後のイベントである成人式。時代が変われど、大切な人生の節目であることには変わりありません。
価値観の変化や選択肢が増える等の時代の移り変わりがあるものの、いつの時代も特別なイベントなのです。
そのイベントを、いかに自分らしく記念に残せるか・・・
それがその人にピッタリの方法の答えであると思います。
つまり、答えは一つではないのです。
色々な考え方があると同時に色々な答えも存在するのです。
ただし、一人に対して一つずつです。
その方法が何なのか自分自身に問いただし、自分自身にとっての正解を探し出す事を大切にしましょう。
そして、一生に一度の成人式のお祝いを最高のお祝いとして、心に刻んで下さいね。