梅雨から秋の台風シーズンにかけての、雨対策って最近重要視されていますよね。
近年は地域によらずゲリラ豪雨だとか、記録的大雨とかよくニュースで聞くし、あなたも今まで体験しなかったような雨の降り方に驚いたことがあるはず。
これまで雨具といえば私もフツーに傘ぐらいしか使ったことはなかったんですが、最近けっこうカッパを着ているお母さんを見かけることが増えてきて、これからは傘では間に合わないときもあったり、逆に両手が空いていないというのは危ないんじゃないかと思うようになってきたんです。
そう考えるとレーンスーツは1着あれば良いんで、質実剛健な1着をしっかりと調べて手に入れたいと思います。
レインスーツはおしゃれで素材にこだわりたい
レインスーツ、カッパ、レインコート、ヤッケ、、、などなど呼び方は色々ありますが、どんなイメージを持っていますか??
正直、ダサい!っていうイメージか、田舎のおじいさんっっていうイメージがないですか?「北の国から」みたいな。(完全に筆者の偏見かもしれません。。。)
だからこそ、”見た目重視”でおしゃれなものが欲しい!
そして、小さい頃にカッパを着ていてやけ蒸れて暑かった記憶があるんで、最近の新素材でそういう部分の対策がされている物があれば良いなと思っています。
それだったら、レインスーツを着ることに抵抗がなくなるし、湿気の多い時期でも快適に過ごせそうじゃないですか。
レインスーツの素材って?
見た目は、本当に見た目なんで見ただけで好みかどうか判断できますけど、素材となると判断する基準が必要になりますよね。
まぁ、一番重要なのは蒸れないということなんですが、どのような基準で考えられるのか調べて見ました。
すると、”耐水性”と”透湿性”の2点が重要なポイントということがわかりましたので、それぞれ整理しておきます。
耐水性
耐水性とは、生地に染み込もうとする水の力を表す数値です。
目安はこのようになっています。
20,000mm — 嵐
10,000mm — 大雨
2,000mm — 中雨
300mm — 小雨
●傘の耐水圧:250mm程度
●体重75kgの人が濡れた場所に座った時の圧力、約2,000mm
●濡れた場所へ膝まずいている時の圧力、約11,000mm(出典:ブリジストンスポーツHPより)
日常使いなら5,000mm程度。ゴルフやスキーをやるなら最低10,000mm以上、登山とかになると20,000mm以上が目安となるようです。
※ちなみに、洗濯や仕様による摩擦で耐水性の効果は初期値よりも落ちていくことは覚えておいてください。古くなるといつかは買い換えないといけません。
透湿性
透湿とは、読んで字のごとく湿気を透過する度合いです。
生地1㎡あたり、24時間で何gの水分を透過した(外に出す)かを示した数値。
一般的な発汗量の目安(体質や季節によって異なります)
大人安静時で1時間あたり:約50g
軽い運動で1時間あたり:約500g
ランニング等の激しい運動で1時間あたり:約1,000g(出典:ブリジストンスポーツHPより)
蒸れにくさを求めるなら、8,000g以上、ベトベトになりにくさを求めるなら、20,000g以上が目安になります。
※こちらも洗濯や使用の摩擦で初期値よりも数値は落ちていきますので理解が必要です。
レインスーツ素材の比較
(出典:lovzearth.com)
よく服を買うときに、機能面が重視されるアイテムであれば素材のタグがついているのをご覧になったことがあるかと思います。例えば、スポーツウェアとかスーツとか。
それと同様に、レインスーツ(ウェア)もいろいろ素材がありますので、表を参考にしてください。目につく中では、「GORE-TEX」はどこかで見たことがある!という方も多いかと思いますが、有名なものはそれだけお値段も高くなる傾向があるのが世の常です。
素材の知名度はなくとも、性能面で優れた素材を使っているかは重要ポイントですよね。
おしゃれ かつ 素材にこだわったおすすめレインスーツ
上の比較表を見ると、どうしても右側の3種類が気になりますよね。
ですので、それぞれの素材を使ったおすすめアイテムをご紹介します。
Beethatec
こちらの素材は、耐水性や透湿性だけでなく高い撥水性も兼ね備えています。
ですので、水分の侵入を防ぐ力が格段にアップしています。
また、トップコート加工も施されたアイテムですので、洗濯や使用による摩耗で損なわれる耐水性を維持します。
BERGTECH
こちらはスポーツブランドミズノの素材です。
耐水性・透湿性はもちろんのことながら、100回選択して撥水性が落ちないという”100洗耐”を標榜しています。
機能性と価格のバランスがよく大人気アイテムとなっているようですよ。
DiAPLEX
こちらの素材は、レインウェアの世界では最高水準の性能をもつと言われています。
その分、デザイン性は、、、?と思う部分はありますが、風雪の厳しい環境にいる場合はこれぐらいのモノが必要とも言えます。
包み込んで身体を守ってくれる安心感は桁外れです。
高視認性ディアプレックス高機能レインジャケットサイズS-LL (作業服 防寒服 防水 透湿 防風 レインウェア レインコート レインパンツ レインスーツ 合羽 ジャケット カッパ)
長く使うなら素材の確認を忘れずに
このように見てくると、素材の重要性がつくづく感じられますね。
おしゃれさという点ではどれも大差なさそうな気がしますから、素材はしっかり確認したいところ。
なんとなく買って、せっかく対策したはずなので中まで水が入ってきたりしたら、、、
その時どれだけ腹が立つでしょうか。。。
しかも、こういう良い素材を選んでおくと長く使えるということがわかって良かったですよね。なんらかの加工をしていたら徐々に劣化していくはわかりますけど、それっていつになるかわからない話ですからね。できるだけ長く着られる方が多少お値段が張ってもコスパを高める事に繋がるのでお得です。
まとめ
いかがでしたか?
レインスーツの世界も結構深いですよね。日常的に屋外での作業が多い方や、駅まで非常に遠い方はご紹介したようなハイグレードな素材を使ったアイテムがおすすめです。
また、長く使いたいという方も多少の値が張ってもハイグレードな物を購入されることおすすめします。
こういう良いアイテムを1つ見つけると、雨の日が楽しみになってきますよ。
レインスーツが気になった方やご紹介した商品が気になる方は、それぞれの商品をクリックするとアイテムの詳細ページが開きますのでご確認ください。
それぞれのアイテムを比較するのも良い勉強になりますよ。