かつて休日のメンズバッグと言えばセカンドバッグでしたけど、今では様々なカタチのバッグが登場しています。
そして、時代の変化によってバッグの中に入れるものも昔に比べれば様変わりしていますよね。
喫煙人口の減少によりタバコやライターを入れる人は少なくなったし、文庫本は今ではスマホやタブレットに代わり、ペットボトルの飲み物は持ち運べたほうが便利!みたいに変化しています。
素材も本革レザーからナイロン、帆布など様々。
もちろん選ばずに値段だけでも選ぶのもいいんですけど、その調子だとおっさん街道まっしぐらですよ。
そんな風に思って休日用のバッグをお探しの方には、帆布のトートバッグがおすすめ!
堅苦しくないし、お値段も手頃。そして何よりちょっとぐらい雑に扱っても問題ナシ!!
今回は、人気の帆布トートバッグの中でも”日本製”をキーワードにピックアップしました。
各地の職人さんの魂がこもった作品ですので、所縁のある地域があればぜひ1つは持っておきたいですね。
休日だからって崩れすぎたくないという方と、せっかくだから差し色を入れてリラックス感を出したいという方にそれぞれご紹介します。
日本製帆布とは
日本製帆布の歴史
概要
近代までの物資輸送のための大型船は、帆を張って風を受けて進む帆船が一般的であった。その帆に使うための、厚手で丈夫な布として作られたのが始まりである。
現在ではカバン、靴、襦袢に付ける衿芯、丸帯・名古屋帯等の帯芯、相撲の廻し、油絵用のキャンバス、テントの天幕など建築材料、各種幌、競走馬用のゼッケン等に使われる。
帆布は、より合わせの回数や、織り方の密度によって、1号から11号の厚さに分けられる。1号が最も厚手で、11号が最も薄い。
日本の帆布
日本では、18世紀に工楽松右衛門が「松右衛門帆」を発明した。それまでの和船の帆はむしろで作ったものや、刺帆と呼ばれる綿布を2枚から3枚重ねてつなぎ縫いをしたもの[1][2][3][4]が主流で、製造に手間がかかる割には、耐久性が著しく低かった。松右衛門帆以降の平織物による帆布を織帆と呼ぶ。
日本国内の帆布の約7割は、岡山県倉敷市郷内で生産されている(倉敷帆布)。郷内地域は、古くから綿花の栽培が盛んで、木綿糸をよる技術を伝えている[5]。倉敷ブランドの帆布製品を地元で販売しているほか、京都等の販売店に卸している[6]。
(出典:wikipediaより)
このように案外身近で使われている素材なんですよ。
テントの天幕とか相撲の廻しならイメージつきやすいですね。
あと少し前までよく見た軽トラの幌あたりがわかりやすいですね。
そして、どうも帆布の中心は岡山県倉敷市にあるようです。
元になる帆布自体は倉敷市で生産され、全国各地の工房で職人さんがデザインから製作までしているというケースが多いようです。
帆布の号数って?
これから帆布のトートバッグを見て行くと、”◯号帆布”といった表記を目にすることがあると思います。
これは帆布自体の分厚さや丈夫さの基準と理解してもらえると良いかと思います。
号数については、一定の面積あたりの重さが基準となって決まります。
一応、気になる方のために表を付けておきますね。帆布をお持ちでしたらご確認ください。
おしゃれトートバッグ 日本製の帆布厳選5選!!
本革レザーではなく帆布を選ぶところに遊び心がある。
その遊び心をどのように周囲に見せるか。カバン1つとってもその人を表す重要なアイテムになるので、じっくり考えたいところです。
あなたはどのように見せたいですか?
カバンなんてそんなに違わないでしょって思っているなら、これからご紹介する日本の職人靈を感じてください。きっとワクワクして欲しくなるはずです。
休日でも砕けすぎないように ☆日本の技のコラボレーション☆
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まずは、”帆布の王道”倉敷帆布と栃木レザーのコラボレーションアイテム。
この極シンプルなデザインの中に、日本の技がギュッと詰まっています。
帆布とは思えない鮮やかな発色と栃木レザーの持ち手。使えば使うほどに味わいが増してくる。砕けすぎない大人の休日バッグとして目を引くバッグです。
豊岡鞄 倉敷帆布トートバッグ 129 /男性用/メンズ/トートバッグ/日本製/帆布/キャンバス/B4/ファスナー付き/鞄/かばん/バッグ/ 【送料無料】
こちらは倉敷帆布と”カバンの聖地豊岡”の豊岡鞄のコラボレーションアイテム。
カバンの聖地と呼ばれると兵庫県豊岡市の地域ブランド「豊岡鞄」に認定された商品です。カラーヴァリエーションも豊富でしっかりとした作りのトートバッグは、帆布トートバッグの中でも群を抜いています。
派手さはなくとも”カバン”というものを勉強させてもらえます。
休日はやっぱり差し色でリラックスした雰囲気を出したい方へ
佐藤防水店。
カバンは?と思われるでしょうが、元々は大分県でテントシートなど会社でそれこそ帆布を扱う老舗です。
そんな会社がお得意の帆布でトートバッグを作ってくれます。しかもカラーオーダーで!
確かに時間はかかりますけど、このonly1な感じたまらないですよね。
次の週末が楽しみになってきますね♩
こちらも九州は福岡県から。
見ただけで楽しくなる290KABANのモザイク!こんなカラフルなバッグを片手にお手かけすると気分も上がりますよね。休日にスパイスを効かせるにはもってこいです。
犬印純綿帆布口折れトートバッグ(ミニ)
最後は東京の犬印鞄製作所ですね。
帆布トートの王道を行くお店でご存知の方も多いはず。
アイテムも幅広くラインナップされていますが、そのなかでも特におすすめなのがこのミニトートです。メンズ向けの商品で探すとどうしてもゴツい大きなものばかりがヒットします。休日にそんなに荷物持つことないよという方と、色々ガサッと入れられるほうがという方がいるとは思いますが、私は専ら前者です。
ですので、このミニトートをおすすめします。なかなかこのコンパクトなサイズは他では類を見ないものです。
ポケットに入れるには多いけど、A4サイズのカバンを持つほどでもないんだけど・・・というような時に最適です。カラーヴァリエーションも豊富で楽しさアップ。
休日の2 番手としていかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?ワクワクしませんでしたか??
どれも日本の職人魂が感じられるおしゃれなトートバッグをラインナップしました。
ちょっとアクセントになるようなバッグを持っているだけで、周りからの見られ方も変わりますし、何より自分自身が楽しくなる。それがカバンの楽しさなのかもしれません。
まだまだメンズの小物というと、モノトーンの物が多いですが少しだけ差し色を入れるのが効果的なスパイスになりますよ。
ぜひぜひ、日常がほんの少し今よりも楽しくなるなるように休日バッグを考えて見てください。
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